香炉峰の雪
ブラインドやカーテンの類を開け放って外の確認をしたりはしないのだが、
今朝は外からの音が少なく、街の様子が静かな様に感じる。
私の居住とソレが形成する感性では外とは聞くものである。
今日は当地でも雪が降るのだと聞く。
太平洋側の此方で雨や雪やとなると冬も終わりに近付いてくる気配がする。
西高東低、所謂ところの冬型気圧配置が緩む故にそうなるのだろうから。
当地では仕組みとして雪の備えというのものはほとんどない。
降雪でどうこうという事態になると諤々言う人が出たりを年ごとに見たが、
年に1度でも積もるほど降るかどうかでは費用対効果に見合わない。
なので、どうしようもなく必要な事柄以外は大人しく過ごすのが良かろう。
飲み切った茶の補充に薬缶で湯を沸かし、ポットに注ぎ入れ、
ゆらゆら立ち上る湯気に好ましさと今日の寒さなどを思いつつ、
常と異なる今日が人々にとっても普段通り平穏だとよいな、と思った。
以下、自分用書き留め仕切り。
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