WEBライターとしてフリーになった後にやったこと

飲食店パートからWEBライターへ転身した30代主婦の記録。現在は月収10～14万円くらいですが、そこへ至るまでが長い道のりでした……。

「小学生の子持ちでフリーのWEBライターになって、儲かるの？」と気になる方の参考になりますと幸いです。

前回のお話（パートを辞めた経緯）はこちら。

2020年、フリーランスWEBライターとして開業する

フリーランスとして個人事業主になるにあたり、やったことはシンプルです。

・既に取引のあるクライアント様へ「本業にしたから案件どんどん任せて」と宣言する。
・クラウドソーシングで別の収入源としての案件を探す。
・ライターアカウントのTwitterを始めて発信する。

WEBライターとしてフリーになったのは2020年の1月から。

フリーになるにあたり、お世話になっているクライアントさんへ

「これからフリーになるのでどんどん仕事ください（意訳）」

という風にメッセージを送った記憶があります。
（送信したのは2019年の年の瀬でした）

ここのクライアント様からは、2019年12月に長文＆そこそこの単価案件を頂いていて。それがWEBライターとしてやっていけるのでは？という思いにつながりました。
（後述しますが、これが甘かった）

また、クラウドソーシングにも登録しました。
手始めに、敷居の低そうなクラウドワークスへ登録。プロフィール設定などを終えて、案件を探し始めます。

しかしながら、しばらくは前途多難でした。

応募するもなかなかいい案件がない！！！

副業時代からお世話になっているクライアント様（A社）からは、徐々に依頼数が増えていくものの、結果的に収入は2～3万円ほど。

またクラウドワークスでは、実績がないために単価の良い案件が取れません。続けてきたライティングの仕事も無記名記事ばかりだったため、実績として提示できず……という状況でした。

そんな中、ご縁を結んでくださったクライアント様（B社とします）がいました。
キュレーションサイトで生活の知恵や商品を紹介する案件です。

当時の単価は1000文字（おおよその構成、修正指示あり）で1500円。
オリジナリティを重視していたクライアント様のため、写真を自分で撮影する必要がありました。

工数で考えると効率こそ悪いのですが、とにかく実績を作りたくて。

途中でB社の意向により単価が下がってしまったので、1年ほどお世話になったところで契約を解除しました。

それでも、毎月1～2万円の収入アップにつながったことは感謝していますし、いい勉強になりました。

その他にクラウドソーシングで応募した案件

A社とはいまでも関係を継続しており、メインのクライアントとしてお付き合いをしています。

収入が1本柱になってしまうと、万が一契約を切られた場合に立ち行かなくなるので、そろそろ新規のお付き合いを始めたいな……と思っています。

B社との契約を終了した2021年、A社の案件での収入は6万円前後。

しかし子どもの学費など、毎月のもろもろの支払いであっという間になくなってしまいます。

なので、また新規案件に応募することにしました。

【報酬が発生した案件】
・美容脱毛、医療脱毛のライティング（単価1.5円）
　→9カ月継続、途中から美容医療になり単価1.75円へアップ
　　先方の案件募集傾向が変わったため自然消滅

・有名ランキング記事のライティング（単価1.6円）→テストで落ちました

・美容メディアの脱毛記事（単価1.5円）
　→継続依頼をお願いされて承諾したあと先方から連絡が途絶えました。

【報酬が発生しなかった、レスポンスが無かった案件】
・副業体験談
・不用品回収業者のブログ記事作成
・緑茶に関する記事
・ゲーム、ガジェット関連の記事作成

★トイレ掃除のハウツー
★小学生の読書感想文のWord入力
★耐熱保存容器の商品紹介

脱毛系の美容記事はとても勉強になり、その後単発案件を獲得する際の実績として役立ちました。

途中から美容医療の記事作成を紹介され、単価もアップ。
ただし薬機法が大きく関連してくるため、レギュレーションは厳しめ。
それでもなんとか食らいつき、とても良い経験になりました。

一方、報酬が発生しなかったのは「自身にあまり関連がないジャンル」。
そらそうですよね。クライアント様も経験や知識がない人に任せたいとは思わないでしょう。ましてや、ライターとしての実績もそこまでないのですから。

ただ、副業やゲームに関してはそれなりに経験・知識があったので、箸にも棒にもかからないのは残念でしたね。

クラウドソーシングには詐欺案件もたくさんありました

なお、仕事につながらなかった案件のうち、
★マークの記事はぜんぶ詐欺案件でした。

応募したあとに「スマホで稼げる！」みたいな怪しいビジネスへ誘導するあれです。

「誰でもできる」と謳っている案件には気を付けましょう。契約してないのにLINEとかへ誘導してくるクライアントは警戒したほうがいいです。
（サクッと通報して辞退することをおすすめします）

Twitterでの発信

「ライターとしてフリーでやっていくなら、SNSを始めよう」
そう思った私は、Twitterアカウントも開設。
SNSでつながりを増やすことで、信頼性を高めつつ、人となりを知ってもらえると思ったからです。

幸いにもクラウドソーシングでお世話になったB社（キュレーションサイト）の執筆者の方々や、ライターさんたちとつながることができ、たくさんのご縁を結んでいただきました。

正直、SNSでの収益化を考えているかというと、現時点ではNOです。

そこまでのスキルもないですし、自身の活動アピールや意識表明などが目的なので。フォロワーさんが増えるのはうれしいですが、現時点では楽しく続けられたらいいなと思っています。

また、私と同じような「学歴・職歴が無くても長く働ける仕事を見つけたい」というママさんたちに、「こういうやつもいるんだな」って知ってほしいという思いもあります（笑）

過去の私がそうだったように。

まとめ

今回は、WEBライターとして独立してからやってきたことをお伝えしました。正直、無我夢中というか、未だに模索している最中です。

なので「こうしたら収益めっちゃ上がった！」というのはありません。

ただ、独立してから今までずっと意識しているのは、
「いただいた仕事を最後まで責任を持って終わらせること」。

クライアント様も人間ですので、責任放棄する人に対しては信用しなくなります。何度も締め切りぶっちぎられたら、「別の人に仕事任せよっと」てなりますもんね。

信頼は積み重ねです。信頼関係があるからこそ、こちらから要望を伝えたときに一緒に考えてくれます。
（事実、少しですが単価アップなども受け入れて頂いています。）

これからもWEBライターとして、どんどん収益アップを目指していきたいです。