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ルッキズムについて


ルッキズムとは

外見至上主義。外見を重視する考え方。by Wikipedia
今回はいわゆるルッキズム含め、見た目は意外と大事という話を医学生目線で書きたいと思う。

医学部の世界でも外見至上主義なのか

筆者は一般社会は既に外見至上主義であると認識している。
肌感ではあるが医学部の世界でも外見至上主義であると考えている。美女は男性の先輩からよく奢ってもらっているし、イケメンはもちろんモテる。しかし、その程度は一般社会よりましである。女性は化粧をしなくても平気で外を歩ける"自然派"の割合が一般集団に比べ多く、男性も髪をセットして大学に来る割合は一般集団に比べかなり低い。

チーズ on the 牛丼

筆者はかつてルッキズム否定派であった。外見でしか判断できない人間は頭が悪いとさえ思っていた。今思うとかなり傲慢であった。ありのままを受け入れてもらおうという考えは幼稚である。実際外見に気を使わなくても褒められることは何度かあり、その何度かに満足していたのである。そもそもルッキズムと身だしなみを整えることは違う。医学生の中にはこれを混同している方が非常に多いと感じる。いわゆるチー牛と呼ばれる人種である。

変わったきっかけ

就活で病院見学(OB訪問的なもの)をした際に研修医の方に指摘していただいたことをきっかけに人から見られることに意識が向くようになった。就活ではほとんどの場合面接試験がある。面接で一番先に入ってくる情報は受験生の声、その次に外見という視覚情報である。その中でも顔を見る面接官が多いだろう(筆者が面接官であれば靴を最初に見るかもしれないが)。太っている人は自己管理ができないという意見と同類で身だしなみさえ整えられない受験生は仕事ができないと捉えられてしまうだろう。TPOを意識できない人間は空気が読めないと判断されることもあるかもしれない。研修医の仕事は基本対人サービスである。患者さんの前に出る以上身だしなみに気を遣うべきである。

顔採用はあるのか?

一般的な就活でもこの議論はされるだろう。
筆者は医学生の場合純粋な顔採用はほとんどないと思っている。もしあの病院は顔採用だと言う人がいたら落ちた腹いせに言っているのだと捉えている。
あるとすれば、清潔感や人相や表情から読み取れる自信などではないかと考える。実際人気病院の研修医でパッとしないお顔立ちの人は少なかった。

外見を磨こう

ダイエットと同様にメイクの技術や髪の毛のセットの技術は社会人になっても使えるものである。勉強に集中するのも良いが学生のうちに社会人としてのマナーを身につけよう。


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