バケペン散歩がK-7散歩になった話②
カメラ : PENTAX67
レンズ : smc PENTAX-6×7 1:2.8 90㎜
フィルム : lomography Color Negative 120 ISO 100
カメラ : PENTAX K-7
レンズ : Super-Takumar 1:1.8 55㎜
カメラバッグ : DOMKE F-2 エメラルド
まずはバケペンにフィルムを入れる。
フィルム?フイルム?
発音的には後者が言いやすいけどどうなん?
と心の中でつぶやきながら、まあどっちでもいいや。
120サイズ。
lomography Color Negative
初めて使う。
ロモってベロの部分が案外しっかりしていて
やりにくっ!って思ったけど、
一回折り目をつけるとむしろやり易いかな。
さあ、今日は何を撮るかな!
フィルム、上手く入れられたかな!
とかいろんな気持ちが混ざり合って気分がアガる。
いざゆかん。
しかし、この日のこれ以降、
バケペンはただただ私の身体を鍛えるためだけの
ウェイトとしてバッグに収まっているのだった。
今日のもう一つの機体。
PENTAX K-7。
いまだ現役で使い続けるお気に入り。
今回はちょっと設定をいじって新たな発見をしようという目論見。
カスタムイメージを「ほのか」
今までそんなに使ったことない。
で、
ISOを1250にした。
地味で粒状感のあるレトロな色合いを目指す。
思いつきでやってるので根拠は何もない。
ただひとつ失敗したのはNDフィルターを忘れたこと。
とにかく絞らないと何にも映らない。
トビすぎて真っ白。
ポートレートにもこの設定、使いたいから浅い深度で試したいのよね。
とりあえず暗い所を探して急場を凌ごう。
川がある。橋がある。水管橋がある。
構造物っていいよね。
人間が一生懸命作ったって感じられるのが好き。
川を横断している管の数といい
アーチ具合といい、浸入防止柵といい
とてもいい感じ。
ちょっと曇った瞬間にパパッと撮った。
ISO1250でも行けたか?…でも思ったよりも絞った。
影の部分の粒状感は好みのど真ん中。
「ほのか」の彩度をまったく寄せ付けない感?も好き。
つづく→③