夢を100個書き出しすることって何が悪いのか
こんにちは、コーチ1年目のさいです。
今回は、
夢を100個書き出しすることって何が悪いのか
というテーマで書いていきます。
さっそくですが、みなさんは自分が将来達成したい夢を100個書いたりしたことありますか?
「は、夢100個も書けるわけないじゃん。そもそもお金がかかるから」
「あぁ、なんか怪しい情報商材屋とか情弱がやってるワークでしょ?」
「そうか、その話をするということは、君もそっち系の人なんだね。。。」
こんなこと思ったりしたんじゃないでしょうか?
うん。その通りだよ。
夢100個とか怪しいし、キモイ。
そんなワークをやらせようもんなら、こいつはヤバい奴認定してしまうよな。自分もそう思う。
自分にとっての夢100個ワークがどこで経験があったかというと、
確かマルチのセミナーか何かのzoom作業会でよくわかんない人を20名くらい集めて、ずっと顔出しで夢100個を書き出すみたいな作業をさせられた記憶がある。
あまりにも気持ち悪すぎて、すぐにzoomから抜けた。。。
改めて、何が気持ち悪かったのかを整理してみると本質は1つに結論づけられる。
夢を100個書いても、夢の実現にはつながらないと思っているからだ。
これまでの人生を努力で変えてきた人からするとこの感覚は当たり前のように受け入れられるんじゃないでしょうか?
思えば叶うなんて人生は甘いもんじゃない。
誰かが遊んでる間に、睡眠を削って努力を積み上げるからこそ、周りを出し抜いて自分だけが結果を出すことができる。
これこそが世の中の基本法則であり、夢を100個書き出している間には、何の作業もしていないので夢の実現には一歩も近づいていないというのが正直なところ。
そう、最近まではこう思っていた。。。。
でもちょっと考えが変わってきた。
夢を100個書こうがそれはその人の自由だし、それがその人を突き動かす原動力になるなら、絶対にやった方がいい。
じゃあ、何がいけないのか?
それは夢を100個書かせるというワークそのものが目的となっていて、その後のフォローが何もないということだ。
これはその人にただ、甘い夢の誘惑を見せるだけで、実現までの道のりを何一つサポートしていない。
それでもって、現実的な目標達成までの道のりを教えてあげるでもなく、怪しい壺やビジネスに勧誘するようなことがあれば、それはもう犯罪、悪魔の所業といえる。
でも、夢を書かせた後に、どうやったらそれを達成できるかまできちんとフォローできるのであれば、そのワークには意味があると言えるかもしれない。
もちろん9割以上の人はその夢をかなえられずに挫折するとは思いますよ。。。
大事なのは、夢と現実の両方を教えることなんじゃないかと思う。
どちらかだけでもダメで、両方あって初めて持続的な努力ができる人間になれると思っている。
結論
長々と書いてしまったが、夢を100個書かせるワークは状況によって善にも悪にもなりうる。
ただ、ワークをやらせて現実から目を逸らさせ、そのワーク自体が目的となって終わるなら、そんなもの最初からやらせない方がいい。
何か相手を詐欺にハメようとか、怪しい魂胆があると疑ってかかった方がいい。
でも、そのワークの後にどうやったら人生を変えられるかを一緒に考えてくれる人がいるならば、それはいいワークかもしれない。
ただし、一緒に夢をかなえるふりをしてお金を巻き上げてくる人もいるので依然として気を抜くことはできない。
特に、起業したい人がカモになることは悪党の間では常識なのだ。
もっと大胆にまとめるならば、誰がどのような目的でそのワークをやらせるかによって怪しさはゼロにも無限大にもなりえる。
結局、自分が信じている人の指示・情報なら怪しくないという世界だし、今後もその動きはもっと加速していくと思う。
夢が原動力になってやる気が増す人がいることも事実なので、自分が冷笑的な立場をとるからといって、その人たちを笑ってはいけないね。