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愛の手「復職会議~僕を支えてくれる人たち~」No.29

「愛の手」は日常の愛や愛の実践について書いたエッセイです

どうもコウキです

今日はデイケアがあり、そのあとに復職にむけた当事者と支援者を交えた会議を行いました

僕は、去年の9月に退院後、ずっと休養をしてました
デイケアに通ったり、休みの日はウォーキングしたりして体力をつけていました
気分も安定していて、これならもうそろそろ復職できそうかなと考えて、
相談員に相談したところ、一回お母さん含めた支援者のみんなで会議をしようということになりました

会議の参加者は
・自分
・母親
・相談員
・グループホームスタッフ
・デイケア責任者
です

最近の様子を聞かれて、みんな正直に答えてくれました
みんな僕のことをよく見てくれていることがわかりました
おおむね体力がついてきたし気分も安定しているから
無理のない範囲で少しずつ働いてみようということになりました

僕個人としては、週一で4,5時間くらいを希望していて
その事を話したらみんな賛成してくれました

あとは主治医の許可をもらって、近々会社の方へ挨拶に言ってこようと思います

会議を終えて、僕がいかに多くの人に支えられて生きているのかを再確認しました
みんな僕のことを気にかけてくれていることがわかって、
とても心強かったし、ものすごく大きな愛を感じ泣きそうになりました

特に母は、今まではずっと1人で僕のことを支えてくれていて、
ずっと心配かけていたので、これだけ手厚い支援を受けられて本当に喜んでいました

これで復職のめどがたち、未来に向かって一歩踏み出せました!

愛を学び、感じ、実践し始めると、昔気付けなかった愛に気づけるようになってきました
色んな方からいくら感謝しても足りないくらい愛をもらっていました
ぼくももらった愛のほんの一部でも返したい
そのためにもっと愛を学び、今はせめて感謝や挨拶だけでも愛を伝えられるようになりたいです
また、今日はとても多くの愛を感じたとともに、
自分の至らなさを思い知った日でもありました

みんな、とても流暢に話していて、挨拶も大きな声で愛も伝わってきた
比べるものではないですが、社会生活をしている人たちとの差を感じました
今僕が愛を語っていますが、こんなことはもう当たり前のことで、
みんなわかってて実践してるんじゃないかと思ってしまいました
それぐらいみんなの言葉や声や態度が愛に溢れていました

僕は11年この双極性障害と向き合い、9回入退院しました
何かを始めようと思い立ったらどれもすぐ躁状態でめちゃくちゃになり、
何も続かないというか始められない悔しい思いをしてきました
でも、今思うと、この障害がなければ、愛をここまで深く考えようとは思わなかったし、考える時間もなかったかもしれません。
なんだかんだ生きてるからまぁ良いんじゃないかなと思っています

これからもたくさんの人にお世話になりながら生きていくと思いますが、
感謝を忘れずに元気よく再発しないように過ごせたらなと思いました

今日はもらっているとてつもなくでかい愛を胸の中で転がしながら
味わって眠りにつこうと思います!

それでは読んでいただきありがとうございました!

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