病院で働くときにしておくと良い準備

今回は急性期病院に、新卒で入職される方へ宛てて書きたいと思います。

まずは初めまして。ご入職おめでとうございます！
目の前で話している先輩風に書いていきます笑　気軽にどうぞ～🐱

さて！国家試験で優秀な結果を納めて、かつ就職活動も乗り越えたあなたに
ながーく病院管理栄養士として活躍してほしいので
入職前からできる準備を紹介します！

オススメ準備　勉強編

①臨床栄養学

　各疾患の栄養管理　※生活習慣病(糖尿病・高血圧・脂質異常症等)は必須
    必要栄養量の算出方法、診療報酬(栄養指導・治療食加算の条件や点数）、
　ＢＭＩ算出式や上腕周囲長を用いる計算式は覚えておこう
　（覚えれなくてもメモしておけば大丈夫ではあるけど先輩は厳しいぞ）

　⇒時間がないキミへは秘伝の技：「臨床栄養ディクショナリー」
　　これさえあれば大体の栄養管理のポイントはつかめる
　　(でも深いところまで理解してほしいから
　　　使うのは働き始めからが希望ではある・・(´；ω；`)）

②給食経営管理論

　もし直営ではなく、厨房に入る機会がある場合は
　検収や検食、加熱時間や衛生管理を覚えておくと後々スムーズ！
　厨房のみんなからも「わかってるじゃん・・！」となって
　好印象＆働きやすい環境づくりが出来る✨

③タイピング練習

　病院ではなんでもかんでも全部カルテ記載が必要！
　つまり定時で帰るためには早く打つことが意外と肝になる✨
　さぁ、タイピングゲームを今すぐインストールせよ！笑

オススメ準備　プライベート編

①一つでいい、アルバイトをしてほしい

　勉強でくたくただと思うけど、これは大事なこと。
　栄養指導や病棟では老若男女、性格も年齢も疾患も様々な人ばかり。
　いろんな人に接して初対面の人へ免疫力と礼儀作法を養っておこう。

②卒業旅行に行っておいで

　　ひとまずこれからは休む暇はないです。1週間休みなんて
　インフルエンザでなければ到底無理です。・・なんかごめんね・・。
　だから、たくさん旅行に行って楽しんで写真も撮っておいてほしい。
　そして社会人になってもご飯に行けるような大事な友達を一人でも
　作っておいてほしいな。

番外編 オススメ本 ※入職後の勉強で使用※

　・食品交換表　糖尿病・腎臓病
　　大学で買ってる本。これは絶対捨てちゃダメ！すごい使います！

　・毎日の食事のカロリーガイド　女子栄養大学出版
　　⇒カテゴリーごとに食品のカロリーやタンパク質を覚えておくと良い
　　　うどんは大体××kcal、ラーメンになるとカロリーは上がって××kcal等
　　　めどをつけられるとよい。

　・Nutrition Care 
　　大きい本屋さんには絶対ある！カラフルでわかりやすい医療雑誌。

　・患者のやる気を引き出すコーチング　坂井敦子さん
　　いろんな状況での患者さん対応がイラストで示されている。

最後に一言

　ざっとこんな感じですね。気負わず、誠実に、勉強しつつも息抜きもして
　磨かれて行ってほしいです🌸

　応援してるね！

　新卒のキラキラした目が大好きな先輩より愛をこめて・・・！
　今日はここまでです✨