前世の縁(ラインマンガ)に嵌まった話(少し内容に触れてます)
漫画て良いですよね!私は小学生の時から少女漫画ファンです。
小学生の時水上澄子先生の「銀色のリフレイン」と言う漫画(名作です!)にハマって以来(時代・・・)、少女漫画を愛読し私の人生の傍らには常に漫画がありました。
年を重ねる毎に昔程の情熱は無くなってきたなあ・・。と思っていたものの、出会ってしまった久しぶりに。(鬼滅以来?結構最近・・・)
それは、ライン漫画の「前世の縁」。
SNSで検索しても、この漫画の事について何か書いてる人はあんまりいなさそう・・・。でも面白いんで、そしてご武人様(淑嬪・ヨオク)がカッコ良いので是非ちょっとでも知って欲しい。と言うのと
ご武人様のかっこ良さを語りたいという自分の欲望の為に今これを書いてます。
話はちょっとそれますが、「SHOGUN」のレディマリコ(アンナサワイ)カッコ良かったですね!薙刀の殺陣も決まってました!
このように私は強くてカッコ良くて、きれいな人を見るのが大好きです!
「前世の縁」のご武人様はまさにこのタイプなんです。
「前世の縁」は、こんなお話
舞台は、現代の韓国と300年前の朝鮮王朝時代の韓国。朝鮮王朝時代は現代の登場人物の過去生です。
主人公のミンジュはハッキリした性格の女子高生で彼女の前世は王妃です。
子供に恵まれず、側妃の淑嬪(武人・ヨオクと同一人物)にその座を追われますが、淑嬪が愛していたのは王妃でした。王妃と王が淑嬪に殺されてしまう所が物語のオープニングです。
ミンジュは前世の記憶を少しづつ取り戻しながら、周囲にも前世で縁のあった人々の生まれ変わりが集まってきます。武人(淑嬪・ヨオク)の生まれ変わりが高校の保険教師、ドユン。前世では女性でしたが今世では男性です。ミンジュは徐々に彼に惹かれていきます。
その他にも、ミンジュが前世に結婚していた王の生まれ変わりであったジンス、その母違いの兄や全てのカギを握っていそうな王太后(ジンスの前世での母)の生まれ変わりも現れます。
前世の呪いのせいで、想いが行き違うミンジュとドユンの恋の行方は・・・。みたいな話です。
現代のお話も面白いのですが、私がハマっているのは朝鮮王朝時代の過去編です。ここで軸になるのは、ヨンファ(王妃)と武人(淑嬪・ヨオク)の女性同士の恋愛、そして王も加えた三角関係。彼らが巻き込まれる権力闘争です。
ご武人(チェ・ヨオク・淑嬪)のカッコよさ
武人(最初の頃は名前は明かされず、ご武人様と呼ばれている)は最初ヨンファを狙う暗殺者として登場します。(のちにヨンファの夫である王の側妃淑嬪となります)親を早くに亡くした彼女は弱みを見せない為に普段は男装で過ごしています。
※以下セリフの引用がありますが、見たくない方は引用部分は読まないで下さいね。
男装でカッコよく、女装で美しい
端午祭の夜、それと知らずに武人(ヨオク・淑嬪)と再会したヨンファが「女神?」と見紛う程の美女です。
その後彼女を語る時には「妖しげで儚げで何とも色っぽい絶世の美女」と語っています。
また、95話で花びらが散る中、男装でお茶を飲む姿がとてもカッコよく(作画の気合!)女官の皆さんが心を奪われています。こういう時の作中の手書きのセリフが結構面白くて好きです。
メチャクチャ強い
白兵戦では、少女の頃から複数の大人相手でも負けていません。雇い主であるチェ・ヨの命を何度も救い、ヨンファの事も守っています。私の中では、やじきた学園道中記のキタさん以来の強さです。(情報が古・・・、でもやじきたも面白いよ♪)
特技は暗殺。(本人談)
生い立ちが不幸で、一見クールに見えるが実は愛情を求めている
まあ、ベタと言えばベタなんですが、結局ベタが良いんですよね・・・。所謂ツンデレと言うのでしょうか。
初めは暗殺対象としてしか見ていなかったヨンファに一度心を開いてしまえば、彼女から嫌われるのが怖くてたまらない。
以下引用あり
それに対するヨンファの応え。
年のせいか、こういう素直なやり取りが心に染みる今日この頃。
ヒロインの為なら何でもしてしまう捨て身の忠誠心
もともと殺し屋なので、基本的に倫理観がありません。行動の指針はヨンファを守る事のみ!
王妃候補のヨンファには敵がいっぱい。しょっちゅう暗殺者に狙われます。本人は王妃の座なんて望んでいないんですけどね・・・。
武人(ヨオク・淑嬪)は身を挺して、彼女を守ります。
ただヨンファは、
以下引用あり
と言ってるんですけどね。
ご武人様(ヨオク)の魅力が少しは伝わったでしょうか?今回は主に30話位までの内容で文章を書いています。現在は106話位まで無料でみる事が出来るのかな?(私は課金勢ですが)
私の未熟な文章では存分に魅力が伝わりずらいので是非漫画を読んで欲しいな~。そして気に入って頂けたら、一緒に語り合いたいものです。
特に前世は重い内容ですが、コミカルな表現も多く笑える部分も多いです。
私のこの作品の中でのすごく好きな台詞ですが、
以下引用あり
ヨンファは、男性でも女性でも、ご武人(ヨオク)の事が好きになったのだろうと思うんです。皆がヨンファを守ろうとするのですが、ヨンファの愛情にご武人も守られているんですよね。
彼女たちはの夢は、
誰からも責められることのない小さな世界であなたと愛し合いながら、幸せに一生互いを愛し続ける事
だけだったんです。
物語冒頭に出てきますが、どうして武人(淑嬪)が自分の命よりも大事で、彼女の幸せだけを考えて生きてきたヨンファを殺めてしまったのか・・・。
本当にその事を考えると苦しい。
宮廷権力争いや様々な事情がある中で今後明かされる事も、色々あるとは思うけれど。
ご武人(淑嬪・ヨオク)の事を考えていると思い出した短歌があって、
夏の野の茂みに咲いている姫百合のように、恋する相手に知ってもらえない恋は苦しいものです
と言ったような意味なんですが、ご武人(ヨオク)の気持ちと重なってホントにせつない気持ちになります。
どうか、現世ではあなたの恋が叶って幸せになりますように願わずにはいられません。