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私のおすすめの映画21-7
それは、『DESTINY鎌倉ものがたり』です。
アナウンスで『黄泉、黄泉、終点黄泉です。』っと流れた。到着すると、再会を喜ぶ声でいっぱいだった。
死神が「先にこっちに来てた家族が迎えに来てんすよ。」先生がうなずく。
先生が「黄泉の国ってのはこういう所だったんだなぁ。」
死神が「まあ、人の感じ方によってその姿は変わるらしいんですがね。だから、ここは先生の思い描いた黄泉の国なんですよ。」
先生が「そうなのか。」
死神が「そもそもそんな悪いとこではないんすよ、ここ。人間には誤解されてますがね。黄泉の国ってのは次の人生に生まれ変わるまでのちょっとした休憩の場所なんです。生前によっぽど悪いことをしてなけりゃね。」
っと話していたら、先に炎🔥のようなものが見えた。
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先生が「あれって。」
死神は「そうです。でもあれだってせいぜんの罪の意識が作り出してる場所なんですけどね。」
死神に「〰︎の仕業でした。」っと報告していた。
死神が「やはりそうか〜❗️」
先生が「どうした❓」
死神が「ん❓いや。今回の亜紀子さんの件、どう考えても変なことが重なってたんで死神局でも調査してたんですよ。そしたらどうやら裏で糸を引いていたらしいヤツの名前が分かったんす。」
先生が「どこのどいつだ❓それは。」
死神が「それが厄介なことに天頭鬼👹(てんとうき)の野郎らしいんすよ。」
先生が「天頭鬼👹❓」
死神が「人はね転生する時に欲とか自意識とか色んなものを脱ぎ捨てて行くんすがね。そういうものがいつしか凝り固まって意識を持ち始めて。
まぁそういう厄介な存在。」
先生が「それが…。」
死神が「天頭鬼👹っす。これが亜紀子さんにいたくご執心で。」
先生が「絶対に助け出す‼️1人助言を求めたい人がいるんだ。この住所に案内してくれ。」っとキンに渡されたメモを死神に見せた。
すると、死神は案内し、「うんうん。その甲滝先生という方はここにお暮らしのようですね。」
先生がノックする。はいと返事があった。
先生が「母さん❓」
母さんが「正和❓えっ正和なの⁉️」
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甲滝も出てきて、「何だびっくりした大きな声を出して…。正和なのか❓何でお前…まさかこの若さで。」
先生が「やはり甲滝五四朗が僕の父親だったんですね。」
甲滝と絵美子が「えっ❓」
先生が「知りたくなかった。それでも僕は母さんを信じていたんです。でも裏切られた思いです。」
甲滝が「ちょちょちょ…待て待て正和お前何の話をしてる?ほら俺だよ俺。分からんか。」
絵美子が「眼鏡眼鏡。」
甲滝が眼鏡👓と帽子をかぶると。
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先生が「ええ〰︎‼️」っと驚いた😱
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甲滝が「そうだよ。父さんだよ。」
家🏠の部屋で。
父さんが「変装🥸を見られていたとはなあ。」
先生が「僕はずっとずっと悩んでたんですよ。」
父さんが「じいさんの学者になれっていう圧力にどうにも対抗しきれんでなぁ。こっそり隠れてな。お前には悲しい思いをさせてたんだな。いや悪かった。」と頭を下げた。
先生が「で父さん。あの『反魂奇譚』の続きなんですが父さんの原稿にはここから帰る方法については書かれていません。何か手はあるんでしょうか❓」
父さんが「お前、俺の小説を読んでくれていたのか。」
先生が「認めたくないと思いながらもどうしても引かれてしまって。」
父さんが「なぜあれが、途中で終わっていると思う❓ん❓」
先生が「まさか父さんも母さんを❓」
父さんが「お前が嫁さんを連れ戻しに来たと知って驚いたよ。やっぱり親子だな。」
母さんが「ええ。」
先生が「なんと❗️」
父さんが「俺は母さんを連れ戻せなかったがな。
結果としてこっちに住むことになってしまったんだが…。あぁ体が保存されているなら、亜紀子さんにチャンスはまだあると思う。」
先生が「どうすればいいでしょう。」
父さんが「亜紀子さんを見初めてるっていう魔物は何てヤツなんだい❓」
先生が「天頭鬼👹というやったらしいんですが…。」
父さんが「よりによってアイツか。」
父さんと母さんが目を合わせた。
父さんが「アハハハ…。子供の時みたいな顔をして。心配するな。手がないわけじゃあない。」
父さんと先生で外を見た。
父さんは「お前にはこの世界がこういうふうに見えているのか。」
先生が「ここ黄泉の国は人の感じ方によってその姿は変わると聞きました。」
父さんが「そうだ。だから俺たちの唯一の武器はこの中にある。」っと頭を指でさした。
そして、「正和、お前も作家なら、想像力で戦うんだ。フンっ❗️」っと頭を手で押さえたら、
木のパズルがどんどん上に行った。
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父さんが「お前たち夫婦の思いが本物なら必ず切り抜けられる。」
母さんが「られる。」
っとみんなでガッツポーズをした。
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これまで読んで下さって、ありがとうございます。
また次回この物語の最終章をお楽しみに。
頑張って記事を記載しようと思います。