3分間スピーチとは
みなさんこんにちは。Nです。
この記事を読んでいるということは、スピーチを控えている方でしょうか。
仕事に遊び、勉強と忙しい日々を過ごされる中、真面目に原稿を作成するのは大変ですよね。業務時間内に作成するのは気が引けるし、とは言いつつも作成にかなり時間がかかってしまう。。
そんな方へ向け、このアカウントでは、私が作成した渾身のスピーチの内容を実際の原稿とともに共有させていただきます。
まず、前提条件として自分はコンサル業界で働いています。
コンサルタントは人前で緊張せず、ロジカルに話をする必要があります。そのため、若手メンバーは朝礼のタイミングで毎週、3分間スピーチを行う機会があります。その際に学んだスピーチ作成の手順や原稿そのものを共有いたします。自分が作成するスピーチは、日々の業務を通じての学びや気づきにどんなことがあったのか、その学びをどう業務に落とし込んでいくのか、こういった構成になっています。
似たような構成で作成する、でも業界が違うよという方、はたまた似たような業界にいらっしゃる方、どうぞ自由に加筆や修正を行ないオリジナルテイストで原稿をブラッシュアップしてください。
この時点で趣旨が異なると感じた方、お力になれず申し訳ないです。
でも、参考になるかもしれません、ぜひ覗いてみてください。
それでは、今回のタイトルである「3分間スピーチとは」をご説明させていただいていただきます。
自分の話を3分間も聞いていただく、何のオチもなくつらつらと話をしても面白くないでしょう。3分間という短い時間であっても、必ず序論、本論、結論、もしくは起承転結は意識しましょう。こんなイメージです。
①【序論】設定したタイトルの背景を説明
→ここでは聞き手を置き去りにしないために話の前提を固めます。
(例)昨日の営業先でこんなことがあった。
②【本論】序論の肉付け
→スピーチ内のストーリーの中での進展や気づいたこと、
感じたことをそのまま言葉にします。
(例)営業先で○○なことを意識する方に出会い、それまでの自分は
○○を意識して行動してこなかったので大変有意義な学びになった。
③【結論】その学びや気づきをどう行動に反映させるか
自分のものとして獲得するかを述べます。
→有意義なスピーチにするためには、あったこと感じたことを述べるだけ
では十分ではありません。聞き手にとっても「なるほど」と共感させる
ような内容を話すことであなたへの印象や評価はグンっと上がります。
(例)この経験を踏まえ、自分も○○するために必要なことを考えまし
た。それは○○に取り組みことです。
起承転結も同じように、
①【起】ストーリーの前提を固める
→なぜこのタイトルにしたのか、最近○○ということをした中で、など
②【承】ストーリーの発展
→内容を具体的に説明するイメージでもOK。
③【転】ストーリーの進展
→スピーチのタイトルに紐づく内容、気づきや学びを入れる。
④【結】一番伝えたいことをまとめる
→つまり、や、このことから、などスピーチの内容をまとまて一番伝え
たい内容を再度述べる。こうすることで、スピーチの全体感をおさらい
してくれますし、ぎゅっと締まった内容になります。
このようなイメージで、スピーチを作成します。
何から述べていいかわからないと悩んでいる方、まずはスピーチのネタを起承転結で箇条書きしてみても良いかもしれません。
伝えたいことや、全体の流れを簡易的に把握した後で肉付けする。
そうすることで、話がずれたり、タイトルと内容が相違することもなくなります。
はじめは難しいかもしれません。
ですが、慣れます。半分以下の時間で作成することができるようになります。その時までは、少し踏ん張らないといけないですね。
あなたなら、大丈夫です。
一緒に3分間スピーチを乗り越えましょう!