新卒のカードをあっさり捨てた理由
どうもはじめまして。マトメと申します。わたしは新卒入社8カ月で営業職という仕事に疲弊し退職しました。その後、様々な転職エージェント、ハローワークを活用して総合事務職に転職したアラサー男です。
今回はなぜ新卒入社8カ月で退職して新卒カードをあっさり捨ててしまったのか。自分自身の振り返りもふまえて記事にしてみようと思いました。
営業職という職種を理解していなかった
まず最初に感じたのが営業職の大変さでした。なぜ営業職を選んだのかというとコミュニケーションを取ること自体は好きだったからです。学生時代から体育会系で生きてきたことやアルバイトも接客業でお客様と仲良くなれたりすることが多かったことから「自分は絶対営業できる」と思っていました。ですが学生時代に思い描いていた営業職と社会人の営業職は全然違いました。飛び込み営業はもちろんノルマのプレッシャー、数字に対する進捗管理、プロセス、残業など・・学生時代にただコミュニケーションを取るのが好きだったとかアルバイトでお客様と仲良くなれたから~などでどうこうなる仕事ではないと感じました。営業職という仕事をあまく見ていた、理解していなかったことが早期退職につながったのは間違いありません。
新卒で一度無理と感じたら続けるのは難しい
当時は営業職の大変さを思い知り、体は動くものの心は常に「逃げ」に走っていました。それはもちろん会社の社風や上司との関係、会社が営業に対して特に厳しいというのもあったからです。でも単純に飛び込み営業や残業、なぜ契約を取れないのかを詰められる日々を繰り返すとこの仕事が嫌という気持ちが芽生えました。本来そこで踏ん張り抜くことで人間は成長して嫌だったことができるようになる。それが本来の形なんだと思います。ですが新卒入社間もない当時の私には一度無理、嫌だと感じた気持ちをもとに戻す力がありませんでした。
それでも辞めて正解だった
今振り返ると情けない新入社員だったなと感じます。もっと入社前から会社のこと、仕事のことを理解していれば・・なんなら就活からもっと自分の軸を作り、自己分析していればまた違った形で新卒のカードを捨てずに働けていけたのかもしれません。ですが転職して総合事務職として働いてる今が一番楽しくいい経験をしながらキャリアをつめています。新卒では躓きましたがそれを糧に同じ失敗をしないように考えて行動できれば自分に合った仕事ができます。もしあのまま我慢して営業職を続けていたら私は身体を壊していたかもしれません。(実際病気になった同期もいました)
逃げの気持ちもありましたが逃げるのも勇気が要ります。勇気をもって新卒のカードをあっさり捨ててでも転職を決断してよかったと感じています。
さいごに
転職というのは勇気が要ります。特に新卒入社してすぐの退職というのはせっかくしんどい就活を乗り越えた努力がリセットされますし、家族にもがっかりされそうとか友人は辞めずに頑張ってるのに自分は辞めるのか・・とネガティブな気持ちにもなります。それでも気にすることはないと思います。私のような人間でも転職に成功し社会でなんとか生きていけてます。どんな人でも反省を生かす気持ちさえあればいい転職ができます。
今後は
・営業職の具体的な大変さ
・第二新卒の転職は大変なのか
・早期退職はよくないことなのか
・自身が利用した転職支援サービス
・転職後の心境
・体験談
・事務職について
などなど記事にしていければと思います。新卒で入社したけどもう転職を考えている方や第二新卒として転職活動中の方などの参考になればと考えています。
ありがとうございました。