【品質管理検定2級】仕事で品質保証に関わってなくても日常で必要な知識が身につく検定!
はじめに
こんにちは、まる資格です。
今回は、仕事で品質保証に関わっていなくても取るべき検定と題して、品質管理検定2級(以後QC検定2級)を取得する意味を、私なりの解釈でご紹介したいと思います!
品質管理検定2級を受ける意味
私はQC検定2級を受ける意味は3つあると思っています。
世の中に溢れている商品がどのように品質保証されているかを学べる
品質管理の考え方は日常のちょっとした改善に役立つ
統計の知識と実用方法を学ぶことができる
順番に説明していきます!
1. 世の中に溢れている商品がどのように品質保証されているかを学べる
私たちは日常的に色んな商品を手にし、それが当たり前のように完璧なものであると思い込んでいます。そして、もしそれが完璧なものではなく何かしらの不備があったとき、私たちは嫌な気持ちになったり、人や状況によってはクレームを入れたりします。
良い商品を届けるのが提供者の役目なので、完璧を求めること自体は悪いことではありません。むしろ、その消費者の要求があってこそ、企業が成長するのです。しかし、品質を保つのは非常に難しいことであるということは知っていた方が良いと感じます。
QC検定を学ぶと、企業は商品の品質を守るために、どのようなプロセスを辿っているかが分かります。品質保証のための企業の組織体系やマネジメントシステムも学ぶことができます。
品質保証のための企業努力を学ぶと、日常的に手に取る商品を見る目が変わります。もし商品やサービスに何かしらの不備があったときは、その旨はちゃんと提供者側に伝えるべきです。ただ、品質保証のシステムを知っているのと知らないのとでは、私たちの伝え方も提供者側への伝わり方も大きく変わるはずです。変な誤解でクレーマー扱いされるようなことはなく、顧客と提供者の良い関係性が築けると思います。
2. 品質管理の考え方は日常のちょっとした改善に役立つ
品質を保つ、もしくは向上させるという考え方は、日常にも大いに活用できます。例えば、ダイエットをしたいとき。ダイエットの計画を立て、実践して、仮に失敗してしまったとしましょう。ここで終わってしまうと、またダイエットを計画して実践したとしても、失敗を重ねてしまうという負のループに陥ってしまいます。
ここで、ダイエット計画の何が悪かったのか、一度見直してみましょう。そして見直した結果を再度実践してみましょう。それでも失敗すれば、また計画を見直せば良いし、成功すれば万々歳です。
これが俗に言うPDCAサイクルで、計画→実行→点検→対策・改善の流れのことを指します。このように、QC検定の勉強は他にも、SDCAサイクルや問題解決型QCストーリーなど、日常のちょっとした問題・課題を解決するための考え方や手段を提供してくれます。
3.統計の知識と実用方法を学ぶことができる
QC検定2級では、統計学の基礎およびその実用方法を学ぶことができます。統計学を学ぶことは、ニュースなどで得られる情報を的確に分析し、正しく判断することに大いに役立ちます。統計はその使い方次第では、多くの人に誤解を与えてしまうことにも繋がってしまします。中には、その性質を利用して誰かを騙そうとする人もいます。
統計を正しく学び、その実用方法も学ぶことで、日常に溢れる情報の真の価値を見出し、正しい判断・行動ができるようになるのです。
さいごに
QC検定2級の勉強は、仕事で直接的に品質保証に関わっていなくても、日常の業務・生活を改善する考え方・手段を提供してくれます。また、玉石混交の情報が溢れる社会の中で生きる私たちに、正しい判断・行動ができる武器を与えてくれます。
ぜひ、QC検定2級を受けてみませんか!?
QC検定2級の勉強方法については、今後別の記事で公開する予定です!
興味を持ってくださった方は、フォローをして待っていただけると嬉しいです!
実際に受けようとは思わなくても、この記事を読んで、品質保証や統計学に少しでも興味を持ってくれたら嬉しいです!ここまで読んでくださりありがとうございました!!