「 」
どうにもならない。
僕自身が分からない。
いつもの僕だったらしないことをしたのが良くなかったんだ。
帰り道、突然来た。
どっと体も心も全部が重くなった。
その瞬間決壊したかのように零れ始めてしまった。
(「あ、まずい。」)
ひゅっと音を立てたかと思ったら、息が苦しい。
過呼吸になりかけている。
袖口で口を覆ってなんとか整えようと自分自身を落ち着かせる。
完璧には抑えることはできないようで、波ができてしまう。
何度も繰り返しながら一人自宅に向かう。
なんとか家に着いた。
膝から崩れ落ちる。
息が苦しい。
いろいろなものが零れだす。
どうしようどうしようどうしようどうしようどうしよう
(「僕が弱いせいなんだ。普通はこんなことで泣かないし潰れない」)
(「疲れてるだけで僕が傷ついているわけじゃない。だめなんだ弱いんだ」)
堂々巡りで何を志向として使えばいいのかもわからない。
やっぱり相談なんてするんじゃなかった。
いつもと違うことをするからこうなるんだ。
僕は疲れているだけでショックを受けたりしんどいのは勘違いなんだ。
僕が考えすぎなだけなんだ。
大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫
……………疲れた、きえたい。