一般社員が総務部に歯向かった記録①〜就業規則のゲームチェンジャーになるには〜
これはわたしが新卒で入社した会社で休職し、会社の制度改革に手をつけるまでの話だ。
世の中の社会人の皆さんは、きっと一度は考えたことがあるだろう。
「会社の福利厚生が頼りない」
「大企業と比べてうちの会社は中小だから、、、」
会社に対する不平不満。
会社の上役の言いなりで頼りない総務部。
一昔前の福利厚生。
所属する会社への不満は尽きない。
けれど、そんな時はぜひこう考えてみて欲しい。
「会社の制度に不満があるのなら、その制度を変えてしまえばいい」
わたしの人生のバイブルである攻殻機動隊のセリフにこうある。
「世の中に不満があるなら自分を変えろ。それが嫌なら、耳と目を閉じ口をつぐんで孤独に暮らせ。それも嫌なら…。」出典:攻殻機動隊S.A.C第1話草薙素子少佐のセリフより
劇中でのこのセリフは社会に対する不満をテロとして形にする犯罪者に向けられるものだ。
この社会を会社に、テロをSNSや同僚との飲み会の場での不平不満に言い換えた、どうだろう。
ルールや問題の根底を変えるような具体的な行動を起こさず、短絡的にストレスを解消しようと行動する私たちは、劇中の無様なテロリストと同じではないのだろうか?
わたしも同僚との飲み会や、親しみやすい上司に不満を言ってばかりだった。
けれど、それでは問題を解決できない。
なぜなら、私たちが普段行っている仕事は会社のルールに触れられない。触れられるのは総務部だけだ。
けれど、得てして総務部の人間というのは努力ややる気に欠けているように感じる。(もしかしたら、総務関係の有資格者がほとんどいないわたしの会社での独特なことかもしれない)
ならば、不満とやる気のあるわたしたちが動かないでどうする。
この記事を読んだ総務部所属の方は勘違いをしないでほしい。
これは会社に反旗を翻すことを推奨しているわけではなく、会社によりよい労働環境を作ってもらうために具体的にどう働き掛ければ良いのか、という内容である。
この記事では、わたしの経験をもとに全国の同じ経験を持っている方に、会社に対する不満(主に福利厚生や就業規則など)への具体的な反抗方法を書いていく。
とは言っても、ほとんどがわたしの経験によるもので、わたしは社労士などの資格も持っていない。
平社員が所属する会社に対して行動した日記とでも思って楽しんで欲しい。