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【仕事探し】適職・天職の判断基準はたった2つだけ

今回は「適職・天職の判断基準」について。適職・天職論ではベン図が用いられることが多い。「好きなこと」「得意なこと」「価値があること」の3つの事象が重なるところがあなたの適職といった具合だ。確かに同意する部分もあるが、私にとっては要素が多すぎる。自分なりの経験を踏まえ、2つに絞った。



2つの事象が交わるところが適職である可能性が高い


これまで私は転職を数回経験してきて、働き方だとか働きがいだとか働きやすさ、その手の労働・仕事観に触れてきた。現時点での自分なりの考えをまとめた。


3つの判断基準は多すぎる

まず、適職とか天職などの話になると、たいていの著者は「判断基準」を示すことが多い。例えば、よくあるのがあのベン図で「好きなこと」「得意なこと」「価値があること 」を挙げ、3つの事象が重なるところがあなたにとっての天職ですよ、といった主張だ。私なりの天職とか適職、どちらかというと適職になるが、その人にあった職場、仕事って何?と考えると、判断基準は2つあって、1つは「なんとなく人よりやれること、仕事の領域」ともうひとつは、「これだけはやりたくないっていう仕事ではないっていう領域」だ。この2つが重なるところが、適職に近いと感じる。

なんとなく人よりやれること

「なんとなく人よりやれる」は「得意」に言い換えれる。自分はそんなに苦労して努力してる感覚はないんだけどもなんとなくできちゃうなみたいな領域、仕事を指す。例えば私は電話対応は全く苦なくできるが、中には電話対応が苦手だという人もいるので、そういう人と比べたら多分得意な領域になるんだろう。初対面の人と話すの楽しい。中にはクレーム言われるお客様、市民の方とか住民の方がいらっしゃるが、基本的にはその人との一期一会というか、その交流の中でどういう風に相手の意図を汲み取りながら会話していくかを楽しんでいる。なので、自分にとってはそれは「なんとなく人よりやれる領域」だと思う。

NOT やりたい仕事

もう一つの「これだけはやりたくないという仕事ではない」は、否定形が2つ重なるので分かりづらい。何でこんな 回りくどい言い方をしたかというと、「これはやりたい仕事」って言ってしまうと範囲が狭くなり、選択肢が少なくなってしまうと思うからだ。これがやりたい、あれがやりたいっていうのが明確にある人だったらいいが、そんなものない人が大半だ。ぼんやりとした仕事観もないとなると行き詰まってしまう。そうならないために、「これだけはやりたくないっていう仕事じゃない」と対偶のような否定形の否定形で表現するほうが選択肢が広がると思う。「これだけはやりたくないっていう仕事ではない領域」、例えば私の場合だと、これだけはやりたくないって思うのがマルチタスクだ。さきほど電話対応は好きだって言ったが、電話対応しながら書類の審査もして、窓口対応もして色んなことを一気にやるのはものすごく苦手だ。というかもう嫌だった。一つ一つが中途半端になるし終わらなくなるのが苦痛でしょうがなかった。マルチタスクは大嫌いだ。

判断基準はシンプルなほどいい

自分でなんとなく「これは人よりやれるな」っていうところと、「これだけはやりたくない仕事ではない」っていうところを掛け合わせたところ、交わるところは、あなたにとっての適職である可能性が高い。3つの事象があるとちょっと多すぎる。好きと得意と価値観みたいになるとちょっと広すぎる。せめて2つぐらいにしてよ、絞ってよって思ってしまう。なので自分は得意とやりたくない仕事じゃないっていうぐらいがちょうどいいかなと思っている。

本当にやりたくないことは何か

さらに踏み込むと、「これだけはやりたくない仕事」を考えるときは慎重に選別していかなければならない。誤った選択になる可能性があるからだ。私はデスクワークをずっとやってきて、デスクワークが嫌だと思っていた。デスクワークが苦手で、二度とやりたくないと思っていた。ところが、今はデスクワークをやっている。なぜか。それはデスクワークが苦手なわけじゃなくて、マルチタスクが苦手だったのだ。だから、「これだけはやりたくない」っていう仕事を「デスクワーク」と設定してしまうと事実とずれてしまう可能性がある。本当はデスクワークはできるが、デスクワークと電話対応と窓口対応と他にもなんか色々諸々の調整をやらないといけない状況が嫌な可能性がある。

なので最初は「仮置き」にした方がいい。「自分は●●というのが苦手」だと仮定する。転職活動する中で、実際に転職する中でそのあたりは精度高まってくる。自己分析をいろいろすると思うが断定はしない方がいい。

まとめ

まとめると、適職だとか天職だとかそういう自分にあった仕事、職場っていうのは2つの軸で判断した方がいいなと思っていて、1つが、「なんとなく人よりやれる領域、得意」っていうのと、もう1つが、「これだけはやりたくない仕事ではない」ということ。そして、これらというのは仮置きでスタートした方がいい。

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