!!na conditioning room 磐田の伝統と植物
前回は当施設の核となる天竜杉を使ったパーテーションとお気に入りのカウンターについてお話しさせていただきました。
前回がまだの方はこちら↓
第2回目の最初にご紹介するのはクッション。
まぁまずは一読してみて下さい。
磐田の伝統が詰まったクッション
クッション? そこまで説明することあるの?と思われたそこのあなた。
よ〜く目を凝らしていただくと畝(うね)が細く入っているのが分かると思います。。。。。分からんかw
実際、手に取っていただくと分かりますが、ウネウネになっているこちらが、、、
そうコーデュロイ生地。
その生地で作られたクッションカーバーが写真のモノです!!!
磐田市福田で作られているコーデュロイ生地で、遠州は織物で栄えた地域でもあり、今も町工場があり、そこで作られる生地で作っていただきました。
作っていただいた場所は「コーデュロイハウス」さん。
どこか扱ってないかなぁ〜と立ち寄ってご相談させてもらったら「できますよ」の即答。
その施設で気さくに対応してくださったスタッフのお二人はとても温かく優しい方々で、金額・見積もりも出てないまま「お願いします」とその場で即決。
そこから生地選びになりましたが、これがまた沢山あって悩む悩む。
「いいな」の空間に合わせること、季節を感じるアクセントカラーの生地を選ぶようにして4種類のクッションカバーを作ってもらいました。
(四季に合わせて手前のクッションカバーは変えていく予定です。変わっていくクッションカバーもお楽しみに🎶)
あるとないとでは空間の感じが全く変わる素晴らしいクッションとなりました。
置くことができて本当によかったですし、是非みなさんにも地元で作られる生地に触れていただきたいと感じます。
実際に手に触れてみると分かるコーデュロイならではの柔らかい肌触りがクセになって離せなくなってしまいます!!
当施設に脚を運んでいただけたら是非手に取って感じてみてください。
お持ち帰りだけはご遠慮くださいw
古くから織物産業がさかんな静岡県磐田市の小さなまち、福田。
コーデュロイや別珍は国内唯一の生産地でもあり、これからの時代にも残していきたい磐田の誇りだと感じます。
生地の「魅力」つくり手の「職人技」その伝統をぜひ肌で感じてください。
割とこだわった隠れた場所
場所を移してへ奥へ進むと洗面所があります。
来られた方がこの洗面所を使う機会は少ないかと思いますが、知恵を絞り出して作られています。
カーテンを開けて目に入るのが大きな鏡。
この鏡、以前は側面についていた鏡で、大きさも十分よかったため、活用して使おうと考えました。
ただ場所を移して取り付けるのはおしゃれに欠けてしまうので、内装を監督してくださったSさんと大工さんに相談して木枠を取り付け奥行きを出し、少し小物が置ける台としても活用できるよう作っていただきました。これもまた大正解。
既存のモノを活かしたい稲垣の変なこだわりが形になりました。
動画内で紹介させていただいた cb worksさんの「ランプマン」もとてもお気に入れです。
当施設にちょっとアクセントを加えてくれる植物が数点
観葉植物は開業祝いでいただいたモノもあり、大変嬉しいです。ありがとうございます。いただいたモノ以外で私自身が用意したのが、こちらのボトルツリー。
根の部分が特徴的になっているのと、暑さ寒さに強くて手入れが簡単、葉っぱの感じがとても好きということで、置かせてもらっています。
この植物と出会ったのは4年ほど前のこと。
自宅の近くにとても目の惹かれる園芸屋さん(新井園芸)さんがあり、そこでこのボトルツリーと出会いました。
自宅で元気に育っていたものをこちらの店舗に運んできましたが、かなり良いアクセントになってこちらは店内のシンボルツリーとなっています。
受付カウンターにあるのは姫クチナシという時期によっては香りの良い白い花を咲かせる盆栽を置いています。石木花(せきぼっか)さんの盆栽を私の友人がいる長野県小諸市・彩本堂さん(サイフォンで愉しむ日本茶とコーヒー)にて一目惚れして購入。
小諸市も魅力的ですし、彩本堂さんへはみなさんいってほしい。
そして小さい盆栽が気になる方は石木花さんを要チェック!
花瓶にも一輪二輪、花をいける
花瓶には花をいけ、線香を炊く。
店舗近くの庭と花屋「kohana」さんに営業前に立ち寄り、季節の花や店主の方と話して気に入ったものを選んでいます。
一輪だけでもホッとするのが花。
みなさんもご家庭に如何でしょうか?
当施設はシンプルな作りの中に小物や植物・花でアクセントを加えています。
五感で愉しむ空間づくりを心がけているので、みなさんの意見も取り入れながら施設づくりをしていきたいと思います。
まずはお越しになって感じてもらい、あなただけの時間を大切に過ごしていって下さい。
今回はここまで。最後は空間全体の雰囲気が決まる大切なクロス。
次回もご覧ください。
今回のキーワードは
「ろ」
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