現代文の勉強法

現代文の勉強法について悩んだことありませんか?

本読むしかないんでしょ。あんなの才能だよ。
って思っている人多いと思います。私も実際そうでした。
そう思っている人たちのために今回は現代文の勉強法について語っていきます。高校生として生活するのに困らないくらいの語彙力があれば、ここに書いてあることをある程度実践すると、東大の合格者平均くらいの点は取れます。なのでぜひ参考にしてください。


現代文は伸びる

東大受験する2ヶ月前に致命的に現代文ができなかった私は、現代文を勉強せざるを得なくなり、いろいろな勉強法を始めました。
するとみるみる現代文の成績が伸びるではないですか!?

今まできちんと勉強してこなかった自分を憎みましたね。

まず現代文がそれまで伸びなかった原因は、現代文はセンスだと思っていたことです。この認識を改めるだけで、現代文に向かう姿勢が変わり、伸ばそうという意識がつくと思います。まずこの意識をつけていきましょう。

じゃあ実際にどのように勉強していくのか。そちらについて語っていきます。

結論授業の現代文だけでいい

じゃあオススメの現代文の参考書を教えて。という人もいるかもしれませんが、現代文の参考書は要りません。基本的に授業の現代文だけで十分です。ただし、ただ文を読むだけではなく、問題付きのものが良いですね。問題がついていない場合、自分で参考書を買ってもいいかもしれません。

なぜ問題がついているものが良いかというと、現代文は問題の答え方に型があるからです。これを把握していくことが現代文を伸ばすいちばんの近道となります。

ボキャブラリーを増やすことは、型を覚えてから始めることです。そして大半の人は、そんなことしなくても、東大の合格者平均の点は取れるようになります。

現代文の答えの型とは

これは主に2つに分解されます。
①文章の読み解き方
②回答の文章の型

①文章の読み解き方
これをさらに分解すると
 ・接続詞
 ・指示語
この二つになります。現代文はこれが分からなかったら解けないと言っても過言ではありません。ただ正直これさえわかってしまえば、ほとんどの問題は解けます。問題のパターンもこれが多いからです。

直接的に接続詞や指示語について聞いてこなくても、「この問題は、この指示語のことを明らかにせよってことが言いたいんだな」「この問題はここにこの接続詞があるからここを答えればいいんだな」と設問者側の意図を汲み取って解けるようになります。

受験問題は接続詞、指示語についての問題が多い。したがって練習問題を解いている際に考えることは、それらについていちいち考えることです。「この指示語は何を指しているか」「この接続詞があるから、あそこで質問提起された答えはここか」と普段から細かく分析して読むことで問題に対する答えをどのように考えたら良いかわかるようになります。この読み方をすれば、文章の読解はほぼできているも当然です。

この読み解き方は正直大学生、社会人になってからも使うので受験生時代に覚えることをオススメします。
この読み方の何が良いって、読む時間めちゃくちゃ短縮できるんですよね。全部文章読む前にここは読まなくていいな、と分かるようになります。もちろん文章は全て読むのですが、読まなくて良いと判断したところは流し読みします。

受験問題では全て読みますが、大学生以降に本を読むときは一切読まないところも多いですね笑


②回答の文章の型

回答の文章の型は正直問題を解いて覚えるしかない。ただこの型があるということは確かです。東大の問題の各予備校の解答速報を見ていただいたら分かるのですが、どこも似通っているんですよね。これはこれはやっぱり型があることの証明かなと思います。

おすすめとしては過去問を3〜5年分解くことです。解き方としては
①自分で解く
②回答を見る
 ただし一つの回答ではなく、各予備校の回答を見た方が良い
③解説を見る
④解説と同じ思考を辿って回答をもう一度考える

これを3〜5年分することでなんとなくの感覚を掴めるようになります。ただし注意点としては、中途半端にやっても変わらないということです。やるならきちっと数時間かけて1問を徹底的に分析するくらいの気持ちでやらないと変わりません。


この二つを極めると東大の問題でも合格者平均くらいまでは解けるようになります。これより上を目指すなら語彙力や読解力をさらに極める必要がありますが、ここに時間を割くくらいなら、別の教科に時間を割いた方が効率は良いと思います。ぜひ自分の解き方を見つけて受験で良い結果を残してください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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