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初めてヤキモチを焼いてみた?

しあわせもん。
なことに、私は今までヤキモチと言うものを焼いたことがなかった。

実生活で好きになる人は 
博識だったり性格が良かったり
内面を極力重視していたので
お付き合いするとなっても、彼の背に
異性の影などどこにも見えず 
安心安定のお付き合いが出来ていた。

なのにここにきて
20代の若い 
しかも顔面偏差値の高い
=イケメンのアイドルを推すこととなり

アラフィフ人生で初めてくらいの
ヤキモチを焼いている。

あら新鮮

あたりまえのように熱狂的なファンが大勢いて
日々可愛い❤カッコいい💕と持て囃されている彼
Aぇ! groupライブに行けばメンバーカラーである緑のペンライトが波のようにうねっており
さながらそこは
大草原🟢🟢🟢🟢🟢🟢🟢🟢🟢🟢🟢🟢
佐野晶哉くんからファンサを受けて 
泣き崩れる人 悲鳴をあげる人 座り込む人
彼の指先や目線一つで  
会場のファンはバタバタとなぎ倒されておりました。

でもその場にいた私は 
そこでは  
良かったねぇ
おめでとう!と共感しか持たなかった。
なぜならカレがあまりにもスーパースターで
異世界の人だから。
同じ世界観を生きていない言わば
アニメの主人公が目の前に現れてモブである我々に
ひととき触れ合ってくれている感覚。
ヤキモチなんていう俗世間の感情を持つには、烏滸がましいほどに神々しい、光り輝く推しの姿にただ感動していた。

一方で
SNSの世界では推し不在のままで
私を含むファンみんなが勝手気ままに推しへの愛を叫んでいる。
姿の見えない文字だけで綴られた愛の姿は時に歪で
その分純度が高く、こちらにストレートに感情の塊がぶつかって来る。

佐野晶哉くん大好き〜!


リアル推しにライブで会っても感動しかなかったのに 
SNSのみんなの感情に 
その大きなむき出しの愛情に圧倒されて

ぐぬぬぬぬ

とヤキモチを焼いている私がいる。

コレってもしかして
推しへの愛にヤキモチ焼いてるんじゃなくて
その人の持つ愛を表せる特別な言語
文才にヤキモチ妬いてるんでは??

日々、同担のみなさまの深い愛情にヤキモチ焼きつつ
私も自分だけの言葉で
彼を綴れるようにと努力してます。


きっとリアルで推しに会えるライブでの距離より
テレビやメディア露出の時や
SNSで語るカレの姿のほうが
よりファンである私たちの心のそばにいてくれているから、心の距離感の近さで遠慮なく伸び伸びと(?)
ヤキモチ妬いていられるんだろうなと
思っています。
 









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