WEB1→2→3の変遷とWEB3のカタチが見えつつある2022年3月【DAOLaunch】
概要
DAOLaunchは、 クリプトスタートアップとしてチャレンジを行う起業家や個人と、 初期投資に参加し支援する投資家をブロックチェーン上で直接つなぎ、 グローバルな経済圏をシームレスに創出し、 スタートアップと投資家のブリッジになる分散型クラウドファンディングプラットフォームです。
そんな「ブラックボックス化されたVCの分散化」を目指しDAOLaunchに参加する個人投資家のコミュニティメンバーの皆さんをDAOLauncherと呼んでいます。
そんなDAOLauncherの為の近未来への学習機会、DALやその他のクリプトへの理解を深め、来るクリプト経済が広がるとされる2030年に向けたHODL力を高めてもらえればと思います。
今回は、インターネットをWEB1からWEB2へめまぐるしく発展をさせたアップルのCEOスティーブ・ジョブスから学びたいと思います。
出典記事はこちら。
WEB1→2→3への変遷
WEB1である1990~2000年代は紙媒体がまだまだ主流で新聞や雑誌で情報を得ながら、補助的にインターネットが使われた時代、ネットにつながるまで電話回線を使って4~5分かかっていました。ホームページの検索という概念がまだなく、http://www.〇〇〇と打ち込んで情報を得ていましたが、情報は基本的に一方向で発信された情報をユーザーが見に行くのみでした。
そんな中、2ちゃんねんるの様な掲示板やブログ形式の書き込みサイトはリアルタイムではないが、ユーザー間のやりとりができる場としてコミュニケーションの在り方が変わるきっかけとなりました。
WEB2の2000~2010年代では、通信速度のスピード化が進み、インターネットを通じたサービスがクレジットカードの支払いで可能になり、SNSを通じてユーザー自身が情報を発信、またリアルタイムでコミュニケーションがとれる様になりました。
また、GAAFAMに代表される大手インターネット事業者を介して、必要な情報を検索窓で検索するのが当然となり、クリック数が少ないページ作りになり、より情報へのアプローチのスピード化が進んでいきました。中でもiPhoneを代表とするスマートフォンが家庭に1台のPCから各人1台のスマホになり、ユーザーは常にグローバルな情報とつながった状態に。
WEB3の2010~2020年代では、ユーザー間の仲介を担っていたGAAFAMに代表される大手インターネット事業者を介さずにコミュニケーションが取れ価値の交換が行えるようになってきています。
ユーザーが個人情報を保持しながら、またはいくつものアバターを使ってウェブ空間でオンタイムで情報と価値をやりとりできる世界に入っていこうとしています。
ただし、まだまだ未開発な部分が多く、メインになるのがどこなのかまだわかりません。NFTやクリプトを支えるブロックチェーン技術で、WEB3が実現するのではないかおそらく多分。。。という状況です。
テスラ/スペースX創業者のイーロン・マスクが「誰かWEB3を見た人はいるか?」とツイートした様に現時点ではまだ確立したものはありません。
しかし、確実にWEB3の実像というものがまだ出来ていないからこそ、そこに無限の可能性があります。
日本発パブリックブロックチェーンAstarNetworkのCEO渡辺創太さんもこんな体験をしたとつぶやいています。
先月の記事がこちらクリプト事業に優秀な人材が集まり、WEB3が構築されて行こうとしていることがわかります。
WEB2を革新したiPhoneからみるWEB3への提言
2007年に発表されたiPhoneは衝撃的であった事が思い出されます。
既存のキーボードに代わり、マルチタッチスクリーンを採用した革新的なユーザーインターフェイスの登場です。WEB1で必要であった様々な作業が簡素化され感覚的な操作を使用可能にしました。
現時点ではスマートコントラクトを使って開発された製品は、iPhoneというよりも初期のスマートフォンに近く、分散化からはほど遠く、専門的なユーザーインターフェイスにとどまっています。
まず、クリプトにあったブロックチェーンウォレットをリサーチして、入手しなければいけない。
DAOLaunchでも今回新たにsolanaチェーンのIDOトークンセールを開催し、DAOLauncherにはsolana対応ウォレットとチェーン内で使用するクリプトを別で用意する必要がでました。
シードフレーズの保管やガス代など現在のWEB3のサービスはまだスマートではなく、使いにくいのが実情です。
WEB3を一般化するのに3つの主要な点は、下記が挙げられます。
1. 専門的なワードの必要性をなくす
→iPhoneはほとんどスワイプとフリックとタッチで感覚的な使用を可能にしている。
2. 保管/管理の簡易性
→iPhoneの指紋認証や顔認証や専門知識なしでの管理をサポート
3. 実用性を再考する
→WEB3製品に斬新なテクノロジーを使って、消費者のために新しい体験を生み出す開発とまで言えない類似製品の開発が多い。
コミュニケーションをとる方法や利用する方法を革新しiPhoneの様に直感的に使えて、ユーザーの生活の一部となる事がWEB3に求められます。
WEB3のカタチがぼんやりと見えてきた?
そんな中、今回のウクライナ戦争は3月15日現在で開戦の2月24日から3週間ですが、WEB3のカタチを作るきっかけになろうとしています。
*私は、戦争には反対しており、ウクライナを支持しています。今回WEB3という側面について記事を書かせて頂きます。早くウクライナ戦争が収まり、世界に平和が訪れますように。
ウクライナの副首相兼デジタルトランスフォーメーション大臣のミハイル・フェドロフ(Mykhailo Fedorov)氏が中心となり、クリプトによるウクライナ支援を開戦から3日後の2022年2月27日に呼びかけました。
BTC,ETH,USDT,DOT(一部有名NFTもあったとか)など寄せられたクリプト資産は約30億円にのぼるとの事(2022年3月15日)。
Twitter上でのウクライナ政府が公開しているETHウォレットアドレスにETHスキャンでアクセスしてみました。
2月27日から16日間で、2271ETH(約600万ドル)日本円で約7億円がETHのみで集まっています。
このようにどれだけ寄付が集まっているかもオープンにみる事ができるのがクリプトのメリットであり、WEB3をカタチ作っている事を感じます。
また、ETHスキャンでウクライナクリプト基金を見ると、多くのウォレットから少額のETHが世界中から寄付されており、数字の羅列ですが、仲介事業者を介さず、即時に世界中からの寄付を可能にしていることがわかります。クリプトの功績は大きく、世界的に善意の輪を広げる新しい技術として今後確実に広がっていくと考えられます。
また、戦争が終結を迎えた時、早急な復興と多くの支援を必要とされる方々へ「仲介を通さず、即時に届ける」には、国、事業体、企業がクリプトを主体としたWEB3の積極的な取り組みがなされる点にWEB3のカタチが垣間見えている気がします。
DAOLaunchについて
DAOLaunchは、 チャレンジを行う起業家や個人と、 支援する投資家をブロックチェーン上で直接つなぎ、 国境を超えて誰でもが自由に新たな経済圏をシームレスに創出し、 支援することを可能にした分散型クラウドファンディングプラットフォームです。
資金調達を検討したいスタートアップ企業、 挑戦する団体・個人の方、 また、 "NFT Farm"での資金調達後のマーケティング支援、 助成金システム等についてご興味がある方からのご相談をお待ちしております。
関連リンク
公式サイト:https://daolaunch.net/
Twitter 英語 : https://twitter.com/daolaunch
Twitter 日本語: https://twitter.com/DAOLaunchLtd
Telegram Chat : https://t.me/daolaunchcommunity
Telegram Annoucement : https://t.me/DAOLaunchOfficial
LINE Open chat : https://bit.ly/3nIDStO