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LTCライトコインの暴騰と暴落から学ぶ事

■LTCとウォルマートの提携!
先日9月13日に老舗クリプトのLTCライトコインが一時爆上がり、その後約5分~10分で爆下がりする事件があった。
チャートで見るとこんな感じです。

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ツイッター界隈ではアメリカの大手スーパー「ウォルマート」とライトコインが提携とのニュースが流れ、あれよあれよと買い手が集まり、一瞬であがった。
連れ高でBCTもこのように値上りし、一時的に連騰の幕開けかと匂わせるもすぐに暴落し、さらに下へ。

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2日経過してこれは情報操作の詐欺であったと。
救いはこのLTC事件でBTCが一時的な影響にとどまり、また右に上がりはじめている事であるが、またクリプト冬の時代到来になりかねない事件だったのではないだろうか。
このニュースの見解と個人的見解をかいつまんでいきたいと思います。

■大手メディアが掲載
「LTCライトコインとウォルマートの提携」のニュースは、ロイター、USニューズ&ワールド・レポート、CoinDeskなど大手メディアが速報として情報が流れるやすぐに取り上げた。
ニュースが流れると約10分で$175付近でヨコヨコしていた価格が$230に達した。
その後約30分間でLTC価格は$180を下回り、ウォルマートが翌日リリース文が虚偽であると正式に発表。

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「本日発行された誤ったニュースリリースは、ウォルマートがライトコイン(LTC)とのパートナーシップを発表したと誤って述べていました。ウォルマートはライトコインとは何の関係もありません。私たちの完全な声明はここにあります。」

■嘘のプレスリリースに踊らされたメディア
ウォルマートのふりをしたユーザーからのプレスリリースを受けてメディア大手「グローブニューズワイヤ」がリリース、そして、ライトコイン財団がツイッター上でニュースをリツイートし、その他のメディアも、情報の吟味をせずに、この情報に飛び乗る事で波及していきました。
ニュースの発信元となった「グローブニューズワイヤ」は、世界で最も信頼される通信社の一つであるAP通信であり、日本で言うところの共同通信社ですので、メディアがプレスリリースの一部を自動で配信する事がよく見受けられます。(下記の様な感じで引用として引っ張ることしばしば)

AP通信

■どのような手口だったのか?
LTCxウォルマートの嘘のプレスリリースを発表した人物は「Walmart-corp.com」というドメインとアカウント「Walmart, Inc.」を取得し、プレスリリースを発表するという簡単な手口だったようです。
そしてそのリリースをウォルマートの公式発表と受け取ったグローブニューズワイヤが発信し、ライトコイン財団がリツイートし、大手メディアが速報としてこぞって取り上げた格好になりました。
また、ここに人的ミスがった様でライトコイン財団のアカウント担当者が、「グローブニューズワイヤのプレスリリースを見て、興奮し、ウォルマートと連携していないことを知らず、そのままリツイートし、10分後に嘘だと分かり、削除した」という事です。
ツイッターを見ていると確かにその情報のスピード化に驚かされます。情報スピードが遅いと企業力が落ちているのでは?と思われる事への恐怖感も担当者にはあったかもしれません。
今回の嘘のプレスリリースを作成しメディアを操作した人物は、多くの投資家がLTCの買いに走った中、大量の売却に成功したでしょう。裏側では多くの投資家が、多額の資産を失っていることだと思います。

■個人的見解と個人投資家の対処法
いや~ニュースの顛末を後で見て、ショートで入ってたら爆益じゃん!と思いますよねw人間の強欲の性ですね私もそう思います。
このニュースをオンタイムでツイッターで見た時、チャートの階段はまだ上がり始めたところでした。
その時思ったのは「何故BTCではなくLTCとの提携?」でした。
後はチャートを見てるだけでしたが。。。
ショート(売り)で入っている強者もいましたが、果たして同じ事が起きて自分にその判断が出来るだろうか。
おそらく一度二度はそのチャンスにありつけるかもしれないが、同じかそれ以上に失敗するだろうなと思います。
今回の記事をかいつまんでまとめてみて、フェイクニュースを判断できる程情報量がある人であれば、確信をもってトレードできるでしょうが、仕手やくじら(大口保有者)に対抗する術は、やはり実直に信頼するクリプトを握り続け、チャンスがあれば積立するしか方法はないのでないかと思いました。
また、LTCの様に財団のある中央集権的なクリプトは今後DAO(分散化)することでこういったフェイクニュースからの耐性をつけていく必要に迫られるのではないだろうか。
DAOLaunchも実直に開発を続け、フェイクニュースに踊らされない、握り続けてもらえる様に、そして最終的にDAO化しサービスが自立していく事を目指します。
DAOLaunchの公式ページをアップデートしましたので、覗きにきてください。

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*最近、某プロトコルと名前が似ている為、その関係を聞かれることがありますが、全く関係がありませんのでご注意ください。


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