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S2FモデルforBTC

BTCをトレードもしくは保有を考えた事がある人なら一度は目にしている有名なチャートがあります。
それが「S2Fモデル」です。
私自身も何となく知っている程度でしたので、今回調査しかいつまんで解説していきます。

BTCを保有している方、はい、貴方はいつか億ります。決定です!
そんな話に可能性を感じる内容です。

S2Fで予想される1BTC価格は、
2021年末までに$10万=約1000万円
2025年末までに$100万=約1億円
ちょっ!おまっ!ふざけっ!!という声が聞こえてきそうですが、
S2Fモデルを理解すると納得できます。

S2Fモデルは、BTCで有名になりましたが、金・銀などの希少性が高く供給量が制限される天然資源の価格予測モデルのことです。
現在の備蓄量(Stock)と新規供給量(Flow)をもとに価格を予測する事から、【Stock to Flow=S2F】と言われます。
金・銀などは、需要が増えても、供給を増やせないという特徴があるので、価格が大きく下がる事がなく価格予測が可能です。

S2F値とは、備蓄量(Stock)を新規供給量(Flow)で割った値です。
【S÷F=S2F値】
S2F値が大きいほど、希少性の高さを表します。
金の場合、
備蓄量(Stock)185,000トン
新規供給量(Flow)3,000トン
と分かっていますので、
S2F=62となります。(185,000÷3,000)
銀=22(ストックも大きいが供給量も多い)
プラチナ=0.4(ストックが少なく供給量も少ない)
上記、貴金属の場合、
備蓄量(Stock)と新規供給量(Flow)が分かっていますので、
市場規模も予想できます。
備蓄量(Stock)x単価=市場規模となりますので、
金 8兆4,175億ドル
銀 3,080億ドル
プラチナ 24億ドル
ですので、
単価=市場規模÷備蓄量(Stock)
というロジックが当てはまります。

そこでBTCに話は戻りますが、
BTCはStockとFlowを完全にブロックチェーンでシステム構築しています。
Stock:2100万BTC
Flow:約10分間に1ブロックが生成(4年ごとに21万ブロックのペース)。この累積が世の中のStockとなります。
1ブロック生成した際の「マイニング報酬」は、2009年から最初の4年が50BTCで、4年ごとに半分になります。
1回目2012年に50BTC→25BTC
2回目2016年に25BTC→12.5BTC
3回目2020年に12.5BTC→6.25BTC←現在ここ

そして、2009年から約10年のBTCのS2F値と時価総額を金銀の貴金属と照合すると、S2F値が上がると時価総額も同じ間隔で上昇するその規則性にぴったり合致したのです。
結果、「S2Fモデル」は、BTCにも適用できるという論理が成り立ちます。

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BTCのStockとFlowは、先述しました様に半減期があり、4年毎に変わります。
Stock:2100万BTCの約90%が既に発行済=約1890万BTC
Flow:残りの10%の内、1年間にマイニング報酬で得られるBTCの合計
は完全にシステム化させています。
4年毎に
Stock:変化なし+微増であり、
Flow:半減する為、
【S2F値は、4年毎にほぼ2倍になる】という論理が立ちます。
BTCで算出してみましょう。
BTCは10分毎に発行されるので、年間の所得回数は、
24X60X365÷10=52560回
発行量が6.25BTCなので、
52560x6.25=328500BTC年間発行量
2100万÷328500=63.9がS2F値となります。
同じ様に4年後の発行量3.125BTCで計算すると、
2100万÷(52560x3.125)=127.8がS2F値となり2倍になります。

S2F値が分かると、単価が算出できますので、
S2F値が2倍になると、BTC価格は5~10倍になり、
S2Fで予想されるBTC価格は、
2021年末までに$10万=約1000万円
2025年末までに$100万=約1億円
という理論が当てはまります。

横軸:2009年~2021年現在~未来
縦軸:BTC価格推移

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白線のBTC価格予想グラフは、半減期のある4年毎に縦軸の1マス=10倍で価格が上がっています。
そして、このカラフルなドット線が実際の価格推移ですが、この理論上の白線のBTC価格予想グラフに近い動きをしているのがわかります。
2014年に大きく離れて高騰したり、2019年に暴落したりはありますが、右肩上がりで上昇を続けているのがわかります。
BTC半減期前回は2020年でしたが、グラフを見ると2021年にかけて大きく上がっているのがわかります。次の半減期は2024年なので2025年にかけて価格が上がる事が予想され、1BTC=1億円の予想となります。

こんな予想を受けてか将来に向けてBTCの最小単位を今の1億分の1にしようという発言もあります。


1Satoshi=1億分の1BTCです。
BTC誕生のきっかけとなった論文を書いた「サトシ・ナカモト」の名前にちなみ、BTC最小単位に「satoshi」という名称が使われています。
1BTC=1億satoshiです。

また、S2Fは楽観的過ぎるという意見ももちろんあります。
需要、資産の有限性、電力消費の観点で否定的な意見もあり、それも一部納得できます。

世の中にはロジックが当てはまらない事が今までも多々ありましたので、S2FがBTCにこれからも当てはまるかは未来にならないとわかりません。しかし、法定通貨に採用しようとしている国が出てきたり、NFTでも説明しました様に、理解を越えた世界的な資金の流入が起こっているのが今のクリプト業界ですので、一つの指標として参考にしてみるのもよいかもしれません。
*あくまで投資は自己判断でお願いします!


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