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高等裁判所の判決

5月下旬に高等裁判所より答弁書を記入する用紙が届き次第すぐに下書きを打ち込みだした。

即時抗告に対抗して弁護士の先生を就けたが途中からである為に1審の流れをスムーズに引き継げる為でもあった。

弁護士さんは僕の下書きを基に答弁書を作成しだす。

最初はこの内容で大丈夫なのか?と思ってはいたのだが徐々に内容を付け加え、不要な部分は削ぎ落とし娘のテニス関係者及び保護者の方にも陳述書をお願いして証拠も出来る限り多く揃えた。

特に前回の面会交流時の娘達の涙の訴えもデータ化して答弁書に添えた。

これだけの内容を揃えるだけでも2週間以上の時間を要した。

やれる事は全てやった

自信があるわけではない。父親が1審を支持されるケースがそもそも少ない…これが逆転判決されてもおかしくない状況である。

そんな不安を抱える中で判決日が決まる。

「6月某日 決定します」

口頭弁論はなし。

実はネットを漁っていて記述してあったのが、

逆転判決になる場合は口頭弁論を経てないと逆転判決にはならない


もしかして間違えた解釈をしてるのかもしれないがネットにはその様に記載されていた為に少し肩の力は抜けて勝てる予感というものはあった。

判決の日を静かに待つ間にも1回だけ娘達と面会交流できる時間があった。

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すっかり鬼滅の刃が大好きな娘達に前回約束した禰豆子と胡蝶忍のコスプレを用意した。

娘達は大喜びでその格好のまま僕と近所を散歩した(笑)

夜ご飯シリーズは少し遠方の二郎系ラーメンをテイクアウトで購入してきた。

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夜は娘達は僕と寝てくれた。

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2人の寝顔を見ていて大人の争いに巻き込んでしまって本当に申し訳ない気持ちになり嫁に1通のLINEを送る。

内容としてはまもなく判決が出る為、判決が決まった方に子供をちゃんと引渡して子供達の為になるべく早く紛争を終わらせないか?という趣旨の文章を送った。

返信は期待してはいなかったが嫁からは

「判決が決まってあなたに引渡せとなれば考えてちゃんと引渡します」

といった内容であった。

僕はその内容を見てそして子供の寝顔を見て少し安堵した様な気持ちになった…

「後は勝つだけだ…」


そして6月下旬

高等裁判所から判決を受け取る。



主文

抗告人の申立てを棄却する。


僕は2審も勝利する事ができた。

              つづく



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