長女の想いと勝利の活路

年末の面会交流が終わり令和2年へと時は過ぎていった。

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※面会交流のパパと娘達

僕は傷心旅行として東京で美味しい物を食べたり心を癒して年始を過ごした。

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子の引渡し審判の方はというと年始早々から調査官の家庭調査が同居親、別居親共に行われる事となった。実家は僕の父が買って間もない新居だった為に常に片付いてはいたので調査官の見解も良好だったように思う。

別居前は僕の母が特に娘達を可愛がっていたし、長女の宿題等たくさんの監護補助をしていただけに今回の連れ去りに対しては凄くショックを受けていた。

父も母も娘達に対する想いを調査官にぶつけていたし調査官もそれを真剣に聞いていた。

正直前情報ではあまり期待はしていなかった…

「どうせ茶番なんでしょ?監護実績を積んでる方が有利なんでしょ?」

調査官の報告書が出来上がるまで約1ヵ月程度かかった。期待していないとは言いつつもどんな事が書かれているのだろうと胸はドキドキしていたのを覚えている。

別居前の監護状況→現在の監護状況(別居者の家庭状況)→子供の通う小学校と保育園の調査→子供との面談内容→調査官の見解

このような内容です。

僕は調査官報告書を読んで絶句しました

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8歳の長女が僕への想いを調査官に訴えていました

これを見て僕は泣いた。

如何なる理由でも夫婦で不仲になった事によって起こった紛争下で娘達に大きな負担をかけていた事。

勿論これは僕にも大きく責任があると思っているし長女が最後の一文でパパに謝りたいとあるが僕の方が娘達に謝りたいよ。

本当にごめんなさい…

しかし嫁はこの時既に前回の面会交流で娘達が僕を想起して泣いたりパニックになったりしたので離婚が成立するまでは会わせないと主張してきた。

そして長女の気持ちと嫁の気持ちのズレが生じて事態は急変していく。

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              つづく





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