面会交流
親権を手放す事を撤回して再び嫁を相手に戦う事を決めた。
幸い裁判官には面会交流を回数次第とは言っておいたので正式に親権を渡す事はしていなかったのが幸いした。そんな中調査官が面会交流の提案をした。
「そろそろ子供さんと会いたいでしょうから面会交流の日程と段取りを決めませんか?」
裁判官も嫁にこのまま面会交流をさせないと不利になるよ?と釘を刺してくれたらしく嫁は面会交流を渋々応じた。
年末の10時〜15時のたったの5時間
しかし連れ去られて既に2ヶ月が経過しようとしていたのですぐにでも娘達に会いたかった。
そして12月某日面会交流の日がやってきた。
娘達の顔を見た瞬間に涙が溢れてきた…長女も既に涙目になっていて次女はまだよくわかっていない感じで笑顔だった。
僕は2人共強く抱きしめた
たくさんたくさん抱きしめて泣いた
素知らぬ顔をする嫁と会話はせずに子供を車に乗せて僕の実家へと向かった。
娘達が僕の車に乗っている…当たり前の事なのに凄く懐かしくその感情が更に寂しさを加速させていく。
実家に着くなり長女は玄関に走り出し祖母と抱き合って声を上げて泣いた。
僕の父母(祖父母)、妹(叔母)、姪と甥(いとこ)がお出迎えして盛大な食事会を開いた。
連れ去りにあって目的を無くした僕はYouTubeなどで料理の勉強をして娘を喜ばそうと計画を練っていたのだ。
料理の一部を紹介します。
角煮やチョコバナナピザを作り娘達は大喜びで沢山食べてくれました。
近所のショッピングセンターで買い物をして楽しい時間を過ごしましたが5時間という時間は無情にも早く過ぎ去ってしまった。
別れたくない…
僕たちは勿論ですが娘達も帰りたくないと訴えました。
僕は意を決して帰り際に嫁に長女の意思を伝えましたが聞く耳は持たず娘達を連れて帰ったばかりではなく次回の審判では帰り際に僕に子供を返せと脅された、怖かったと虚偽の内容の主張をしたので更に大ピンチとなるのでした…
つづく
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