鼻水、薬の必要性 副作用

今回は鼻水、そしてそれを止めてしまう薬についてです。

鼻水も必要があるので出ています。

鼻の中に入ってきた病原体や異物を洗い流し、取り除くという役割があります。つまり、鼻水の自浄作用を完全に押さえ込むことは望ましいことではありません。

また、風邪のときに起こりやすい合併症として中耳炎や副鼻腔炎がありますがこのときに行われる治療は溜まった分泌物を排出することですから、鼻水止めを使うと分泌物の排出が遅れ、症状が長引く可能性が高まります。

痰の切れも悪くなります。

例えば赤ちゃんのRSウイルス感染による鼻水に対して鼻水止めを使うと鼻水や痰の排出が妨げられて呼吸困難の原因になることもあります。

また、一部例外の薬もありますが、 鼻水止めを内服すると副作用で眠気が起きやすくなります。

個人差はあるものの小さな子ほど起こりやすい症状です。

特に小さい子では必要以上に寝てしまい水分摂取が十分できなくなることがあります。良いことではありません。

さらに一部の鼻水止めは熱性けいれんとの関連性が問題視されていますし、病原体を追い出すことも考え合わせると、風邪のとき鼻水止めは使用しない方が良いです。


鼻水やくしゃみなどアレルギー症状を抑えるときに処方される“第一世代抗ヒスタミン”も脳の視床下部など中枢神経に強く作用します。


そのため、脳が未熟で発達段階にある子どもや赤ちゃんからは、痙攣や不整脈、呼吸停止などの重篤な副作用の報告があります。

子どもの風邪への有効性について、エヴィデンスもありません。
脳の延髄は、呼吸や循環、消化など生命を維持するのに必要不可欠な活動をつかさどります。


この成分は市販の総合感冒薬、いわゆる風邪薬によく含まれています。アメリカでは2歳未満、イギリスやフランス、カナダでは6歳未満には、市販の総合感冒薬や咳止めを飲ませないよう政府機関が警告しているほどです。

日本では、含有量が少ないからという理由で規制されていません。

鼻水は確かに見た目は良くないし、呼吸もしんどくなるときもありますが、止めても良いことはありません。どんどん出して健康な体にしましょう。


しかし、花粉症の症状が苦しくて、使うというのもあると思います。


ですが、はじめから薬に頼るのではなく、花粉症に対して手をうつというのも必要ではないでしょうか?

実は花粉症でのアレルギー反応を起こす一番の原因は花粉ではないんです。

実は花粉症の発症には大気汚染が関係するから、といわれています。


自動車やトラックから排出される排気ガス、工場などから排出される粒子など大気汚染物質を、スギ花粉など花粉症のアレルゲンと一緒に吸引することで、アレルギー症状が悪化するのです。


また、化学物質が花粉を壊して、普通にはない小さなサイズにしてしまうことにより、症状が悪化しているということもあります。

つまり、花粉症というのは、その言葉だけ聞くと花粉が全て悪というイメージですが、実は化学物質もかなり影響しているのです。

ぜひ、いい空気の中で生活していきましょう。


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