セネガル勉強会・自己紹介
このアカウントを運用しているメンバーの紹介です。
定期的にZOOMを中心にウォロフ語やセネガル関連の情報共有をしながら勉強会をしています。
阿毛香絵 (あもう・かえ) /Mamdiarra (Mariama)FALL(マンジャーラ(マリアマ)・ファル)
京都大学アジア・アフリカ地域研究科助教。大学2年生の時に始めてセネガルに渡航。セネガルの教育と政治、イスラームとの関係について研究しています。学部時代はダカール大学社会学部に留学、現地のスーフィズムと都市の若者文化に興味をもって研究を進めました。(現地のミュージシャンたちとバンド組んでいろいろやんちゃだった黒歴史も)。大学院では政策メディア学部で学んだ後フランス国立社会科学高等研究院(EHESS)で文化人類学を専攻。日本や中国などの先進国や新興国とアフリカ諸国との関係、ネットの普及による新しい社会・政治の動きなど、新たなテーマにもとりくんでいますが、基本は人が好き。最近では、アジア・アフリカの宗教性や瞑想比較がおもしろいです。
池邉智基 (いけべ・ともき)/Ibrahima KEBE(イブライマ・ケべ)
日本学術振興会特別研究員(PD)/東京大学大学院総合文化研究科。京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科にて博士号(地域研究)を2021年3月に取得。初めてのフィールドワークは2014年で、そこからほとんど毎年のようにセネガルを訪問してきました。2021年4月から2022年9月まで、セネガルで日系企業の現地法人の立ち上げなどもしました。博士論文ではセネガルのイスラームの人類学的研究をしてきましたが、いまはウォロフ語の言語運動、農業開発の歴史、食文化などにも手を広げています。セネガル料理で好きな料理はチェレとンバハル・ヤップです。
内山智絵 (うちやま・ちえ)/Maty MBAYE(マティ・ンバイ)
上智大学イスラーム地域研究所特別研究員。現在セネガルのイスラーム教育について博士論文を執筆中です。初めてのセネガルは博士前期課程1年目、イスラーム教団に属する人々の相互扶助組織についてのサンルイ市でのフィールドワークでした。その後は青年海外協力隊員としてルーガ州ルーガ県コキで2年間活動、さらにダカールの日本大使館で在外公館専門調査員(政務担当)を務めるなどした後、今に至ります。セネガルで好きなのは、市場でワックスプリントをはじめとする色とりどりの布を漁って歩くこと。
菅野淑 (かんの・しゅく)/Ngide DIOUF(ンギデ・ジュフ)
愛知淑徳大学ビジネス学部、ダイバーシティ共生センター非常勤講師。
アフリカに憧れ、いつか絶対に行くと心に決めていた幼少期。フランス語もウォロフ語もできないままセネガルで初めてフィールドワークした23歳。言葉が通じなくて初日ホテルで泣いたのは今では良い思い出。セネガルに魅かれたのはアッラーの思し召し。
研究は、セネガルのサバールダンスを実践する日本人に着目し、その活動を追うとともに、日本に住むセネガル人ミュージシャンの活動実践も見てきました。私自身、サバールダンス、ジェンベダンスを踊り、サバールの太鼓やタマ(トーキングドラム)も少し演奏します。好きなセネガルご飯は、スープカンジャ。スープカンジャは飲み物です。
髙橋明穂(たかはし・あきほ)/Ndeye Amina Sarr(ンデイ・アミナ・サール)
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科所属、一回生。
学部時代から海と生きる人々に魅了され続け、現在はセネガル沿岸部における漁民文化と浜仕事について研究をしています。2023年冬にはじめてセネガルへ行き、Mbour近くの漁村で調査をはじめました。言語ゼロ状態での渡航で大変なこともありましたが、おいしいごはんや愉快なダンス・音楽、そして友人兼師匠である村人に囲まれ、セネガル大好きになりました。好きな魚はカワハギに似たンドルという魚で、炭焼きして塩とレモンをかけて食べるのが最高です!
星野佐和 (ほしの・さわ)
京都大学。人間・環境学研究科、文化人類学部門、博士課程。
アフリカン・アメリカン音楽への関心から、そのルーツを知りたくて2015年にセネガルへ初渡航しました。太鼓やダンスを多用した華やかな音楽に出会えるだろうという期待とは裏腹に、一番に私の耳に飛び込んできたのはイスラーム音階的なメロディーとそれを熱心に朗唱する人びとでした。「宗教」と「音楽」の切っても切り離せない関係について研究中。セネガルにおけるイスラームの宗教歌手や、宗教指導者などについて歌うミュージシャンを追いかけています。セネガルでは何故か縁あって毎回エリートの方々の大豪邸に住ませてもらい、何重にもカルチャーショックを受けました。最近はマッドやソロム、ンディールなど、セネガルの滋味あふれるおやつに関心があります。
前田夢子 (まえだ・ゆめこ)/Awa Ndiaye(アワ・ンジャイ)
日本学術振興会特別研究員(DC2)/ 京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科所属。学部生のころからアフリカ現代美術に関心があり、2018年に初めてセネガルに滞在しました。数年にわたるコロナ禍を経て、2022年からセネガルの首都ダカールで研究活動をしています。研究内容は、都市における草の根的芸術活動とその実践。特にダカールで壁に絵を描くアーティスト(グラフィティアーティスト)たちの調査をしています。
金信光恵 (かなのぶ・みつえ)
京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科所属。学部生の時にフランス語を学んでいた経験から、フランス語圏アフリカに関心を持ち、2019年セネガルに初めて1ヵ月間に滞在しました。その後社会人を経て、「改めてアフリカの文化や社会について深く学びたい」と思い大学院に入学します。セネガルのイスラーム教育や社会運動に関心があります。
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