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7月19日「ムーラン・ルージュ!」マチネ マイ初日
昨日中に更新できませんでした・・・・・寝落ちしてしまいました(>_<)
スミマセンm(__)m
さて、日本橋の展覧会の後、その足で向かった先が帝劇です。
「ムーラン・ルージュ」の再演ですが、個人的には初見。
さらにいえば、映画も見たことありませんでした。
山田五郎さんのチャンネルでロートレックの回に「ムーラン・ルージュ」が「赤い風車」であることは説明があったので知っていました。
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ヒロインの控え室があるらしい・・・・・・?
暑いのに帝劇前は長蛇の列!
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劇場前のこの飾り付けとももうすぐお別れ。
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劇場のロビーから舞台席に入ると・・・・・
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以下はネタバレと個人的な偏った見解を記しますので、これから楽しみにしている人や、この舞台が大好きな人は読まない方がいいです。
フレンチカンカンとか、ラインダンスとか、「ラ・カージュ オ・フォーレ」みたいにバンバン見せてくれるのかな?と期待していたのですが、そこまでは感じなかったです。
なんででしょうかね?
物語が始まってみると、こんなクリスチャンみたいな甘ったれた男に、サティーンみたいな酸いも甘いも知り尽くした女性が恋に落ちるかなぁ?
男がそうであって欲しいと願う女性像なんじゃない?という疑問がふつふつと湧いているうちに一幕は終わり。
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二幕を見ているうちに「あ、これは椿姫じゃないの」と疑問が解決。
だったら好きになるのは仕方ないか。19世紀末風に話をアレンジする中で不自然になっちゃったのか・・・・などと不遜な考えも(..;)
オペラではヒロインが恋に落ちていくのをリアルでないと感じたのか、アルフレードの告白とヴィオレッタの恋への予感で一幕が終わって、二幕では二人が既に田舎暮らしを始めています。
両想いになる過程は難しい。
男はすぐに一目惚れしてしまいますが、女はそんなに簡単には恋に落ちないような・・・・・特に経験豊富で苦労を知り尽くしたな女性なんかだと。
ただ、もう一つ大きな要素は・・・・・・私自身が井上芳雄さんを苦手としているからかもしれないです。
昔から歌声が好きになれないんですよね・・・・・
ファンが多いだけに(いまやミュージカルキング?)こういうこと書いちゃうと総スカン喰らって、――下手すると刺されそうですが・・・・・
苦手な役者が演じても、共感が薄いというか、なんというか・・・・・・
だから物語を冷静に眺めてしまっているのかも。
私が好きなのは橋本さとしさんと伊礼彼方さんなので、ますますクリスチャンの役どころが憎ったらしいのかもしれませんね。
もう少し冷静な目で、来週観に行く予定です。
さて、感想が変わるかな??
もう少し、「椿姫」との比較を述べてみたいので、それはもう一回見てからにします。