グラン・プリ
先日、ロックフォードの事件メモのことを書きましたが、そうこうするうちに見たくなったのが「グラン・プリ」という映画。
確か小学生の時にテレビ放映されたのを見たのですが、久しぶりに見てみました。
主役はジェームズ・ガーナー氏で、他にもイブ・モンタンも出演していますが、何よりも三船敏郎氏が出演してることが特筆すべき点?
フェラーリ以外は架空の名前の自動車メーカーだと思いますが、おそらく三船さんが演じるのはホンダの社長がモデルなのでは。
ジェームズ・ガーナーの演技は素朴なアメリカ人っぽい印象を受けますが、三船敏郎さんは存在自体が光っています。
日米がタッグを組んだチームなら無敵?それともアメリカこそが一番?あるいはヨーロッパの伝統が新参者など寄せ付けないのか?・・・・・・・・
グランプリの行方もそうですが、レースを巡る人間ドラマも惹きつけられますし、斬新なカメラワークや演出にもタメイキ・・・・・
今だったらチャイナが、こういう描かれ方をするのでしょうか?
現実のチャイナのイメージよりも、ハリウッドのイメージするチャイナは遙かに公平で公正に描かれていて驚いたりするのですが(「オデッセイ」では本当に驚かされました)、こういう政治的意図やプロパガンダのような表現はどうなのでしょうね。
単にマーケットに応じているだけ、という可能性もありますが、クリエーターがそれでいいの??と感じてしまいます。
でも、それがハリウッドらしいと言うことかも・・・・・・・