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映画「ナイル殺人事件」について(ネタバレあり)

昨日に続いてですが、今日はネタバレを含みます。

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1978年版の「ナイル殺人事件」はBlu-rayを持っていました。
確か、2017年の「オリエント急行殺人事件」を見た時に「ナイル殺人事件」「地中海殺人事件」「クリスタル殺人事件」と3本まとめて購入したのです。
ただ、「ナイル殺人事件」は鮮明に覚えていると思っていたので、見ないままでいました。

で、調べてみるとキャストが凄い・・・・・!
この数年前に作られた「オリエント急行殺人事件」が超豪華キャストだったのは覚えていましたが、この78年版のキャストも負けず劣らずの超豪華キャストでした!

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上の写真の中で知らない人は三人しかいませんでした。それが誰かは敢えて書きませんが、知らない人も調べると凄い経歴でした。

ジェーン・バーキンって、あのバーキンのバーキンです!(意味分かりますよね?)

私はこの映画を見てマギー・スミスのファンになったので、その後のキャリアは嬉しかったです。

何年ぶりかで見返しましたが(かつてテレビ放送で見たのが最後だったと思います)、CGがない分だけ費用がどれほどかかったか、と驚き・・・・・

カルナック号は2022年版の方が超贅沢に見えますけれど、セットなのか船なのか、CGで盛っているのか、と考えると・・・・・・

多分、中学生の時に見に行ったのだと思いますが、見てから原作を読みました。
もう絶版ですが、ハヤカワミステリ文庫版です。

ナイルに死す

1978年版は原作に近いというか、忠実に再現していた印象・・・・・

確認しようと思うと、今は新訳版がクリスティ文庫から出ています。

ナイルに死す新訳

実は何年か前にクリスティ文庫を読み返そうかと未読のポアロシリーズを何冊か読んでみたのですが、誰が誰か分からないうちに事件が進んでいき、推理どころじゃなかった・・・・・・(;゚ロ゚)

中学~高校生の頃は推理しながら夢中で読んでいたので、年を取ったなぁ、などと・・・・・・
やはり頭が悪くなっているようです。

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今回の設定でもっとも良かったのは、船が貸しきりでハネムーンパーティーの招待客がカルナック号に乗船していることでしょうか。
78年版を見直すと、被害者と因縁のある乗客ばかりが偶然を装って集まっているという不自然さが気にかかりました。

ただ、そうでないとジャッキーが乗船できるのが不自然なんですよね・・・・・

貸し切りだったカルナック号になんで途中からジャッキーが乗れるのか??
その点は78年版だと豪華客船の運航に追いついたジャッキーが途中で乗ってくるのは、ありうる話というか、ストーカー行為を知るようになった現在の方が納得しやすいくらい。
今回のストーリー設定での変更で無理がありすぎるのは、貸し切りなのに途中から乗船可能な別の客がいることでしょうか。
それこそリネットが金の力で解決できるでしょう?

さて、明日こそはまさにネタバレに迫ることを書きますね。

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