非常事態宣言と劇場
最後の観劇が昨年の3月でしたから、既に10ヵ月も劇場周辺には行っていないことになります。
非常事態宣言とコロナ禍の継続、それに途中からは喪中になってしまい、劇場に行く機会を失したままです。
因みに最後に見た舞台は日生劇場での「ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド」でした。三浦春馬さんの最期の作品にもなってしまいました・・・・・・・
伝統的には服喪期間は13ヵ月だとか。今はそのような習慣は廃れてしまいましたが、かと言って楽しみのために劇場へ出向く気分にはなれず、当分は劇場には行かない事になりそうです。
以前にBGMの記事でも触れたように、最近はクラッシック音楽を結構聴くようになりました。
ゲームやYoutube動画、Blu-rayなどの映画を楽しんでいると、愛犬のBelleが隣の部屋に行ってしまって拗ねるのですが、クラッシック音楽だとなぜか同じ部屋にいてくれます。
中でもモーツァルトはお気に入りのようで、そばに来て寝ちゃうくらい。
こういう幸せな音楽って素晴らしいですね。
と言う訳でコロナ禍が終息したら、クラッシックの演奏会に行ってみようかなぁ、と考えています。
あるいは、ここを転機に劇場通いも減っていくかも・・・・・・・
最初に行くのは藤岡幸夫さんの指揮する東京フィルハーモニック管弦楽団ならいいなぁ、と考えています。
最近、藤岡さんの御著作が出版されました。
読んで分かったのは、同学年かと思っていたのが、藤岡さんの方が一つ年上だったこと。・・・・・・・いやいや、他にも感心させられることが沢山ありました。
特に師匠から「ぼくらは人にいろいろ言われる商売だけど、こっちは人の悪口を言わないように。人の悪口を言っていると、作品が卑しくなってくるから」(意訳です)という教えを受けたお話。
創作を志す者として、心に刻み込みたい話でした。