
「ただ好きなカードでデッキを組む」"聖霊龍王 メルヴェイユ"
どうも、にじさんじリスナー兼オーク(フレンさんのリスナー名)ことswordと申します。
というわけで、今回紹介するカードはこちら

"聖霊龍王 メルヴェイユ"
デュエマがにじさんじとコラボすることになり、なんとそこにフレンさんの姿も見れるということで、にじさんじリスナーな自分にとってめちゃくちゃ嬉しい限りです。
いつもフレンさんの配信や切り抜きを楽しく視聴させてもらっている身からして、フレンさんのカードが出るだけでも個人的には相当の価値を持ってると思ってます。
だからカードの強弱関係無くこのカードだけは少なくとも4枚集める予定です。なんせ推しなので。
ただ、それらを含めた上でこれだけは言わせてほしい。
世間の評価、低くないですか?
思わず某社長になってしまうぐらいにはずっとこの思いを抱えていました。
いや、言いたいことはわかるよ?
実際どう使えばいいかわからんとか、テキストの量が控えめだったりとか、周りのカードより見劣りするだとか言いたくなる気持ちもわからないでも無いですよ?
でも、"弱い"は嘘じゃないか?
これに関しては自分がカードの強弱の基準で考えていることとして、率直にこのカードに何ができるか・どれだけ自分の状況のプラスになるかというのが評価値だと思っています。
例えそれが控えめなテキストであったとしても、控えめなまま終わるとは限りません。
全体的な効果においての明確な上位互換となるカードがあれば話は別ですが、そうでない場合は強弱の区別が難しいはずです。(正直な意見を言ってしまうと、環境デッキのカードと比べるのはもってのほかだと思ってます。)
というわけで今回はこのカードの強みをにじさんじから入ってきてくれたデュエマ初心者様にもわかるようにひたすら語り、その強みを活かす方向でデッキリストを3つほど自分で組んできたのでそちらを紹介させていただきます。
(自分はデッキ組むこと自体苦手なので、どうしてもデッキに何かしらの隙が生じてしまいかねないことはご了承ください。)
メルヴェイユの強み
・除去能力
エレメント(盤面に置かれているカード全般を指す言葉)を自分相手問わず盾送りする効果。
普通に相手の盤面除去ができる上に、踏んだ後の受け札を盾に埋めて再利用することもできます。
ちなみにこの効果はメルヴェイユ自身も選ぶことができるため、実質盾を2枚増やすことも稀にあります。シンプルな効果に見えて選択肢が多い良い能力です。
・パンプアップと打点増加
このカードにおける一番の主張点。
メルヴェイユ以外の自軍全員のパワーを+6000しながらパワードブレイカー(パワー6000ごとに盾を割る枚数が増える能力)を付与。
この能力はパワーを参照する状況ほとんどに強くなります。バトルに関してはもちろんのこと、自分のパワーを参照する効果を持つクリーチャーも多くいます。

そこにパワードブレイカーによる打点バフまで加えるため、このカードの存在によって即時リーサルも視野に入ります。
一見強さが伝わりづらい効果ですが、使ってみればこの能力がどれだけ活きるかがよくわかると思います。
・マナから使える
この効果によってこのカードがかなり使いやすくなっています。気軽に初手でマナに置きやすく、マナブーストでマナに落ちれば実質1ドローにも解釈できます。マナに見えているだけでも相手視点では除去+即時打点が透けている状況になるのでプレイを歪ませる要因にもなれます。
・種族と文明
なんといってもこのクリーチャーは光自然のエンジェルコマンドドラゴンという優秀な種族と文明を持っています。
これがどう優秀かと言うと、
まず光自然のドラゴンという点から《ミラダンテⅫ》や《ラフルルラブ》、《プチョヘンザ》などの革命チェンジ系のドラゴンとの相性が良く、
光のエンジェルコマンドという点においてはエンジェルコマンド界の最強初動である《ギャラクシーチャージャー》や手軽にサポートを受けられる《ミラクルホーリースパーク》との相性も悪くないでしょう。
もっと言えば光自然の多色である点から《Disコットン&Disケラサス》が初動となる多色デッキにも色の邪魔になることなく採用することもできます。

つまり、このカードは優秀な種族と文明を持っていることによって様々なデッキに入り得るほどの汎用性を秘めているわけです。
自分が例に挙げたこれらのカード達と組み合わせられるとなると、デッキ構築の幅をかなり広げられます。
こう考えると…かなり使い道がありそうに感じませんか?
もちろんカードの性質上メインとしての運用を担うにはかなり荷が重いところではありますが、打点を補助するサブフィニッシャーやマナから撃てるくっつきの良い除去カードとしてはだいぶやれるカードだと思っています。
さて、このカードの強みをある程度は説明できたところですので、そんなメルヴェイユを採用したデュエマ初心者におすすめなデッキを3つ紹介させていただきます。
リースドラゴン

メルヴェイユをドラゴンデッキに入れるならこうというシンプルなコンセプト。
マナを伸ばした後にボルシャックドリームとロッドゾージアでゲームを作りながら、最終的にはドラゴ大王orギャイアを盤面に立てることを目標にしたデッキ。
現代のドラゴンデッキはクリーチャートリガーのバリューが非常に高いためメルヴェイユを単なる除去カードとしての運用だけでなく、盾を割り切られた返しのターンで先に踏まれた《王道の革命 ドギラゴン》や《ホーリーグレイス》を埋め直すことで次のターンを貰いに行けます。
9マナあれば栄光ルピア+メルヴェイユで即時打点を錬成することも可能。
ボルシャックドリームで上からメルヴェイユが乗っかると急に3点になるのがかわいい所ではありますが、それを革命チェンジでケアしながら後続に繋げられるのがこのデッキの良い所でもあります。
ボルザードスーパーヒーローは、お好みでストームハイパーXXにも変えられます。メルヴェイユと合わせるという点においてはそっちの方がおすすめです。
白緑ハイパーエナジー

ハイパーエナジーという名のメタビート枠。
序盤はメタクリーチャーで相手の妨害をしながら盤面を作り、中盤でザウイングとエルボロムハッピーで大量にドローしてリソースを獲得しながらエンゴルギーニで盤面を固めていき、最後はメルヴェイユを添えることで超過打点を作って殴るデッキです。
《緑狩の爪》がいれば6コスト以上のクリーチャーを軽減できる上にマッハファイターも付与するためメルヴェイユで2面除去することができます。
とはいえ、5コストで出すのは少し重たい点もあるのでそれを軽減する目的+マナを1枚浮かせられるカードとして《幻緑の双月/母なる星域》を採用しています。
バーベナは相手のビッグムーブを間接的に咎められるので、光のメタクリとして優秀なので採用しました。
簡単な話、動きがクリーチャーを展開して殴るデッキですので、個人的にめちゃくちゃ初心者におすすめでかつ回せば回すほど味のする良いデッキだと思います。
白緑ライオネル.Star

メルヴェイユが光の進化クリーチャーであることを存分に活かした受け寄りのデッキです。
動きとしては、タマシード(クリーチャーではない置き物)を展開して手札を整え、《「正義星帝」〈ライオネル.Star〉》や《スロットンの心絵》から《MAX・ザ・ジョニー》を踏み倒して盾を10枚にして攻撃し終えたら特殊勝利するという変わり種かつわかりやすいゴールもあるデッキになっています。
自然を入れたことによって4キルルートができるため速度面で青白ライオネルとの差別化を図りました。
メルヴェイユがエレメントを盾に送れるため、複数体タマシードを出した後に盾に送らないタマシードにメルヴェイユを乗せれば盾にあって欲しいタマシードをそのまま盾に落とすことができたり、メルヴェイユ自身を送ることで盾の枚数を調整して《MAXザ・ジョニー》での特殊勝利に近づけたりと、かなり器用に使えるカードになります。
このデッキだとメルヴェイユをマナに置くか手札で抱えるかの選択が難しいシーンもありますが、「手札に持ってたら何かしらで踏み倒せる」という雰囲気で触りましょう。
最後に
いかがでしたでしょうか。
メルヴェイユがどう使われ得るかがイメージしやすくなったと思います。
この記事によってこのカードの魅力がより伝わったのであれば幸いです。
自分はこのカードを使ってCSに出ても良いなと思うぐらいにはこのカードのことを気に入りました。(推しが映ってること込みで)
また気に入ったカードがあればこういう記事を書きたいと思いますので気長にお待ちください。
最後までご覧いただきありがとうございました!
にじさんじリスナー兼オークのswordがお送りしました!
p.s
逆にこの機会でにじさんじを知った方は、是非フレンさんの配信や切り抜きをご覧ください。色々抜けてるけどめっちゃかわいくて良いお方なので。
おすすめの歌ってみたは「快晴」と「ロウワー」です。フレンさんの歌声は常に感情が乗っていて聞いてて心を揺さぶられるので是非お聞きください。