いまさら聞けない、相続の基礎



相続で親戚内がピリピリすることは
ドラマだけの世界ではありません。

実際に法律に詳しい人が
美味しいところを持って行ってしまう
ということもあるかもしれません。
なので相続に関する知識は
頭に入れておいて損はありません。




相続とは



相続は、人が死亡した場合に、
その死んだ人の財産
(財産もマイナスの財産も全て含む)を、
承継人に引き継ぐ事をいいます。
死んだ人の事を被相続人、
承継人の事を相続人といいます。
相続人がたくさん居る方が
相続税は安くなります。




相続順位



相続人となる順番には
法律で明確に順番が決まっています。
被相続人の配偶者は
無条件で相続人となります。
それ以下の相続順は以下のとおりです。

※第2順位から第3順位にあたる人は、
自分より上の順位の人がいる場合は
自分は相続人とはなりません。
例えば、被相続人に配偶者と子がいた場合は
死んだ人の親は相続人にはなれません。


第1順位:子(被相続人の子供)
配偶者は半分の遺産を貰います。
残りを子で分ける。

第2順位:直系尊属(被相続人の親)
配偶者は2/3の遺産を貰います。
残りを被相続人の親で分ける。

第3順位:兄弟姉妹(被相続人の兄弟姉妹)
配偶者は3/4の遺産を貰います。
残りを被相続人の兄弟で分ける。




相続の重要語句



相続を行う上で重要な語句が
4つあるので紹介しておきます。


代襲相続


相続人となっている者が
死亡している場合や、
相続権を失っている場合、
その者の下の世代に相続権が移ること。



相続欠格


故意に被相続人を殺したり
詐欺や脅迫等により
遺言書を書かせたりした場合には、
相続の資格を失う事。
非人道的な行為で遺産を
貰とことを禁止することです。



相続排除


被相続人を虐待・侮辱等の
非行行為があった場合に、
被相続人が家庭裁判所に
申し立てることにより
相続人となるべき者の相続権を失わせる事。



法定相続分


遺言書で相続割合が
書かれていたとしても、
相続人には一定の相続割合が
遺言書より優先して認められる事

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