ターゲットを絞る
求められているのは
「お金」
そのものではなく
「価値のあるもの」
である。
しかし
人によって価値の定義が違う。
価値の尺度が無いと
不便であるため
価値の共通認識が取りやすい
お金が生まれた。
これを考えると
人はお金自体を求めていないことが分かる。
その先にある価値を求めている。
価値は時や場所や状況や人など
様々な変数によって変わる。
そして今の世の中のように
安全に暮らせて食べるものに
困らないくらい豊かになった国では、
人の感じる価値は
更に大きく細分化される。
戦時中の場合
多くの人は安全な場所、食料に
価値を感じるが
今の世の中ではその価値に
気付いている人は殆ど居ない。
豊かであるからこそ
価値の感じ方に多様性が生まれる。
そのためターゲット層の広い
マス広告の影響力が下がったと言える。
これからの時代は
さらにターゲット層の
多様性が生まれる。
そのためビジネスを考えるときには
常にターゲットを絞り
そのターゲットの求めるものを
他のサービスと差別化を図りながら
行う必要がある。