アフターコロナを衰退産業が生き抜くには
1.コロナのもたらすもの
私の考えはこうです。
辛いことも多く起こるけど、良いことも起こる。トータルで考えて歴史的に「善」であったと思える世界にしていかなければならない、と。
過去に起きた戦争、大恐慌、ホロコーストといったことを肯定することはできません。しかし、歴史の流れからは必然であったし、地球や宇宙といった大きな存在の中ではやはり必然だったのだと思います。
たとえば、コロナの影響で経済は崩壊寸前の状況ですが、環境は劇的に改善しています。インド北部では30年ぶりにヒマラヤが見えるようになったという報道もあります。限界を超えた環境破壊が改善されているという変化も同時に起きているということです。
2.アフターコロナを生き抜くには
地球全体を考える前に、飲食、イベント、観光、宿泊といった業界の方は、経済的な危機に直面しているので、それどころではないと思います。
しかし、嘆いていても状況は変わりませんし、何もはじまりません。
とにかく、動くことが必要だと思います。
どう動くのか?
ビフォーコロナとアフターコロナを俯瞰して、方向性を考えてみてください。
3.アフターコロナで衰退する産業
アメリカでは衰退する産業は、BEACHと言われています。
B:Booking(宿泊・イベントなどの予約など)
E:Entertainment(スポーツ、イベントなど)
A:Airline(航空、旅行など)
C:CruiseとCasino(クルーズ、カジノなど)
H:Hotel(宿泊)
です。
日本でもほぼ間違いなく同様の動きになると思われます。
また、上記には含まれていませんが、
店舗型飲食業
接待(接触)をともなうサービス業
も衰退していくでしょう。
4.衰退産業の生き残り戦略
まず、こういった産業から成長産業に人がシフトしていくことが考えられますが、それは別記事で触れます。
この記事では、こういった衰退産業が生き残っていくための戦略について触れます。
ただ、世界中が模索中であり、ほんのアイデアにとどまってしまいます。少しでも何かのヒントになればと思います。
B:Booking(宿泊・イベントなどの予約など)
→バーチャル観光やバーチャルイベントのポータルとなる。
飲食デリバリサービスのポータルとなる。
E:Entertainment(スポーツ、イベントなど)
→eスポーツやバーチャルイベントの主催や放映を行う。
A:Airline(航空、旅行など)
→航空はいかんともしがたいが・・・
旅行業はバーチャル観光にシフトする。
2時間程度のバーチャル観光を動画配信&Zoom接続で行う。
C:CruiseとCasino(クルーズ、カジノなど)
→2時間程度のバーチャルクルージングを動画配信&Zoom接続で行う。
オンラインカジノ運営。
H:Hotel(宿泊)
→簡易医療施設への転換。
店舗型飲食業
→ウーバーイーツや類似サービスとの連携。
近所の飲食店と共同でデリバリサービスを雇う。
あるいは自分達が曜日シフト制でそういったデリバリサービスを行う。
接待(接触)をともなうサービス業
→動画+Zoomでオンライン飲みコミュニティを運営する。
5.まとめ
2020年4月現在、世界は時代の転換点にあります。
今回は衰退産業とされる業種について、生き残り戦略をアイデアレベルで挙げてみました。ほんとにアイデアレベルですみません。
しかし、こういったアイデアをいろんな人の頭から搾り出したものが未来のヒントになるのではないかと思っています。多くの方のアイデアを可視化していただければと思います。
具体的に落としこめたものは随時記事にして投稿していきたいと思っています。
皆さま、「過去オール善」となるように未来を見据えて今何をすべきかを考えて生き残りましょう。