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宮島未奈『成瀬は信じた道をいく』
前作では成瀬の小5~高3の姿が描かれていましたが、その続編となる本作では高3~大学1年が舞台となっていました。大学受験をして、びわ湖大津観光大使になり、活動の舞台がどんどん広がっていきます。
観光大使仲間の篠原さんや、弟子のみらいちゃんなど新登場したキャラクター達も魅力的で、この筆者は人を描くのが上手なんだなと思いました。
そして、本書ではついに事件らしい事件が発生します。成瀬に魅了された五人による五者五様の行動はとても良かったです。年末年始に読むにはぴったりのお話でした。
そもそもこの本を読み始めたきっかけは、鰻の成瀬というお店で鰻を食べたときに、謎のステッカーをもらったからでした。成瀬つながりでコラボしてたんですね。
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成瀬なら鰻でも天下を取れると思います。この感じならまだまだ続編も出ると思うので楽しみにしています。