不安と決意

ぼくです。
今日は彼と未来の話をした。
付き合って丸4年。
何度か出た話題。

別れる?法的に家族になる?

ぼくは彼にほぼほぼ一目惚れ。
何度も別れたくないって泣き喚いた。
アラサーが情けなくもみっともなくすがりついた。
彼はぼくの5つ下。
まだ、どんな未来も描ける。

3時間あまりの通話。
そう。この大事な話を、ぼくたちは電話でしている。

彼は最初、別れを切り出すトーンで喋っていた。
ぼくは、ここ数日の彼のことを思い出し、ついにきたか…と暗澹たる気持ちになった。

彼は僕に対して過保護だ。
転ばぬ先の杖を常に用意してくれる。
彼は『俺はぼくさんの麻薬になりたくない』と言った。
依存体質のぼくを諌める彼の言葉は、とても的確だった。

ぼくは、自立するといった。
彼がほど良き距離を保てるくらいには、自分の力で生きていく。
そう宣言した。

法的に、家族になりたい。
彼の家族になりたい。

彼にとって、お荷物ではなく、パートナーとして、認められたい。
この4年間、努力してないわけじゃない。
それでも、彼が決意するほどの努力ではなかったわけだ。

ぼくのほうが年上で、彼にはたくさんの未来の可能性がある。
ここでぼくが身を引くのが、何より正しいのかもしれない。
でも、生まれて初めて自ら他人を好きになり、家族になりたいと思った相手。
簡単に、未来を諦められない。

ぼくは、必ず彼と家族になる。
大好きな人と結ばれるための努力を、どうして惜しむだろうか。

まずは、明日。
笑顔で会えるように。

2019/10/31
午前2時1分
ぼく

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