見出し画像

「自分を表現するきっかけに」DANRO CHILDREN@やくもの寺子屋

「自分のままで、進んでいける世界へ」というVisonを掲げ、幼少期から対話を通して、自分を知り、相手を知ることができる環境や、自分の想いを深め巡らすことができる環境を創出することを目的として生まれたDANRO CHILDREN。

2024年5月、北海道八雲町末広町にある『選択肢を広げるため』の学習支援型の探究塾「やくもの寺子屋」の子どもたちに、「写真×対話」のワークショップをお届けしました。

その様子やワークショップを行ってみて感じたことを、やくもの寺子屋 寺子屋長 赤井さん、マネージャー坂田さんにお話を伺いました。

|導入の背景

赤井さん:DANRO CHILDRENの理念に共感したことが一つ。そしてもう一つは、やくもの寺子屋のこどもたちは、人見知りだったり、引っ込み思案な子が多いので、この機会を通して自分を表現したり、自分を出すきっかけになればいいなという願いがありました。

チェキという時点で子どもたちは楽しめるだろうと思っていましたが、対話の部分はどんな反応するか全く想像がつきませんでした。


子どもたちの成長に自然に触れることができた

|印象に残っていることや気づき

坂田さん:子どもたちが他の生徒の発表や写真を集中して聴いたりみたりしていることにまずとても驚きました。

自分が捉えたお気に入りの1枚をみんなに伝えている様子

坂田さん:1枚1枚丁寧にとる人、ジャンジャン撮りまくる人、植物を近くでとる人、景色として大きく撮影する人、など、生徒ひとりひとりの着眼点に差があってその違いを写真を通してみることが新鮮でした。彼らたち、彼女たちの世界を覗けたようで嬉しかったです。

赤井さん:本当にそうですよね。それぞれの撮影の場所やタイミングなど個性が豊かで普段のコミュニケーションではわからない一面を見れてとてもよかったです。

こどもたちが捉えた世界
少しスペースをあけて、生徒を見守る赤井さん

坂田さん:特に印象に残っているのは、親子で参加して下さったお母さんの姿で。自分の思いを恥ずかしがりながらも発表する娘さんを見て、涙を流していた姿に私もウルウルしてしましました。

坂田さん:後々お話しを伺うと、「娘の成長を感じて」とのこと。このように小さくて大きい子どもたちの成長に自然に触れることのできる素敵なイベントだなと感じました。

こどもと喜びを分かち合う坂田さん

赤井さん:子供たちに制限のない自由な環境の中で、自分の気がむくままに写真を撮るという体験は、大人にとっても子供を知る良いきっかけになるんだなと思いました。それに加え、普段のコミュニケーションではいかに大人が大人の都合で子供の行動や考え方を制限しているかを痛感させられました。

お互いを称賛し合う様子

赤井さん:地方のこどもたち、親御さんたちに向けてもっとこういった取り組みをやってほしい、やりたいと思いました。

坂田さん:スタッフさんの声がけや、想いをお聞きする上で、生徒たちの日々に関わる人間として、子どもたちとの関わり方を見直す機会にもなりました。本当に感謝です。ありがとうございました。

やくもの寺子屋のこどもたちと


お問い合わせは
\DANRO CHILDRENホームページよりご連絡ください/


やくもの寺子屋 について

北海道八雲町末広町にある『選択肢を広げるため』の学習支援型の探究塾。異文化に触れる塾として、多種多様な価値観と出会いが子どもたちの可能性を広げることを目標としている場所です。
 HP


DANRO CHILDRENについて

「自分のままで、進んでいける世界へ」というビジョンを掲げ、「対話の力で、孤独を防ぐ」をスローガンに全国のこどもたちに、自分のままでいられる居場所を届けるべく活動しています。2024/4月より、全国28カ所を巡ります。
Instagram / HP

◎DANRO CHILDREN関連記事はこちらから


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?