【good&new】を振り返ってつくる、自分だけのプレイリスト、あるいはコーピングリスト、もしくは誰かの1日をgoodにしうるギフトリスト
はじめに
以前【good&new】がいいと書いていましたが、毎日書いて数ヶ月経ちます。
何気ない出来事や瞬間を振り返ることができる【good&new】は、自分自身の小さな成長や気づきを確認する時間でもあります。
振り返ってみて浮かぶのは、これいいじゃん、といった再認識をまとめていくと、いろんなリストを作ることができます。
今回は【good&new】を振り返ると、自分にもしいては、誰かにも届きそうな3つのリストについて紹介します。
自分だけのプレイリスト
あるいはコーピングリスト
もしくは誰かの1日をgoodにしうるギフトリスト
背景と自己紹介
普段、Web365というフリーのWeb担当として、クライアント企業へのWebから売上増を目標に、サイト改善(制作・マーケティング)をワンストップでサポートしております。
https://web-365.biz/
以前、「【good&new】など日々の良いことなど書いていくといいよね」という下記の記事を書きました。
【good&new】を書くことの日々の効用-自分を悲しませないものを世界のすべてにすることができる方法-
ある程度たまった記録を見返すと、読み返したきょうや明日に向けての自分を喜ばすリストを作ることができることに気付きました。
はじめに、でも少し触れた3つのリストにいて書いていきますが、日々の記録を読み返し、少しまとめてみるだけで、しかも頑張らずに、自分にとって新しいなにかが生まれます。ここ大事ですが、なにかを生み出す、のではなく、自然と生まれているような感じです。
今回「【good&new】を振り返ると自分にとって最上のリストができる」を少し深ぼって書いてみようと思います。
この記事で紹介すること
【good&new】は振り返って遊べる自分最適な読み物
新しいものが頑張らずに生まれる
自分だけのプレイリストが生まれる
あるいはコーピングリストが生まれる
もしくは誰かの1日をgoodにしうるギフトリストが生まれる
こんな人におすすめ
【good&new】をしたい方、してる方
いまの自分を把握、理解したい方
自分に最適な読み物を読みたい方
自分ももしくは誰かすらも喜ぶものを作りたい方(頑張らずに)
自分の時間をつくりたい方
いい一日をつくりたい方
本題
【good&new】は振り返って遊べる自分最適な読み物
【good&new】は日々の良かったこと新しかったことなどを簡単に書き溜めていくものですが、毎日の記録が貯まると、まぁまぁのボリュームになります。
自分の場合は、月次での文字数でいうと、2万文字くらいになります。
これがどのくらいも文字数かですが、
ある大学、学部の卒業論文の条件のひとつに「2万字以上」というのを見かけました
400字詰めの原稿用紙で、50枚
A4版だと、15枚くらい
だそうです。
日々良かったことを書いていると、多少の読み物になっているような状態です。
ただただ書いているだけでもいいのですが、せっかく読み物的な状態なので、どんな感じで読み返すのか、そのときの気付きはこんな感じです。
日次、週次、月次、気が向いたときに読み返す
goodやnewなど項目ごとにまとめてざっと読み返すとなにが自分はgoodと感じるか把握できる
よく出るフレーズがあり、自分の興味関心や思考回路が把握できる
せっかくなので、文字数を物量で感じたく紙に印刷してみる
文字数、原稿用紙、身体性を帯びてくると、得も言われぬエモさがある(なんか書いている)
月次だと小一時間くらいの読書時間になり、移動中や寝る前に楽しめる
読み返すことでなにを感じるか、なにを気づくかでですが、
自分がいいと思ったことについて書いたので当然だが、読んでいるとなんで自分のツボをここまで抑えているのだ、と面白いと思った本に出会ったときの興奮と似たものを感じる。
自分が書いたので、とても主観的な読み物だが、時間を経て読み返すと、多少は客観的な読み物になる
客観性や時間経過からさらに更新されている自分が読み返すので、あの頃の自分では気付かなかった当時のことについて気付いたり新たな発想が浮かぶ
ある程度のまとまった量による新しい気付き、新しいネタ?のようなものができる
新しいネタのようなものはたとえば、こんな感じです。
子どもにつきあって見てみたら大人でも面白かったコンテンツリスト(NHK、Eテレは制作陣が実はすごい、なんかすごいものみた、というときに、エンドロールにトップレベルのひとが出てくれることばかり)※参考 「パパになって気づく“Eテレ”の絶妙な攻めの姿勢 出演を熱望する俳優&歌手多数」
実家の効用(良くも悪くも自分にとっては気づきがある場所)
書くことの効用(書くことの良さは多々ありそう、少なくとも自身の恩恵について)
子どもの送り迎えにみつける小さな成長
(日々、同じ道をある続けると、子どもの変化や自分の変化、街の変化、変わり続け、成長する子ども、成長とはいえない自分、スクラップビルドな街、それぞれ行く道来た道、を思う。「子供叱るな来た道だもの 年寄り笑うな行く道だもの」永六輔さんが著書「大往生」で紹介した浄土真宗のお寺の掲示板を見て書きとめた言葉)仕事について良かった名言がいくつかあったのでまとめたい。連想して、小林賢太郎の著書での一文、書籍、社会心理学講義のあとがきの一文なども良かったことをつなげてみたい
子どもと行ってよかった場所、体験(子どもがハマる場所、ハマらない場所があり、かつ大人も楽しめる、子どもを通して、もしくは場所づくりとして発見がある場所)
美とは、アンチエイジング、美容など男と女、記号、国、社会的な美意識、について調べたい
夏の自分を秋の自分が振り返る
音楽プレイリスト、同じ曲のカバー曲集(聴き比べると、声、アレンジなど違いがあり面白く勝つ、そのうちのどれが自分がより好きかもわかる)
ゲーム化がなにかと盛り上がる鍵(林業の競技化で就業人口を増やす取り組みや、バラエティー番組でよくあるゲームは無目的に受動的にでもなんだか見てしまう楽しんでしまう、ゲームの持つ力)
サンキュー・フォー・ザ・サイエンス(サイエンスによる身近なものの仕組みを知ると、より生活がが楽しくなる、タイトルは[ bonobos ] ボノボのサンキュー・フォー・ザ・ミュージックをもじってつなげて書きたい)
アイデア、メルマガ、〇〇なとき〇〇を調べたコンテンツリスト(普段、調べたことを自分だけのものにしおくのはもったいない、そこから着想も得たこともあるので、共有してみたい。例 田舎の野菜保存サービス、野菜をつくっている知人から野菜を大量にもらうシーンがあるが、消費できなくてやむなく断るケースも有る、貸倉庫のような、気の利いた冷凍保存サービスでもあればいい)
前に書いた【good&new】の記事に追記したい(例 ネガティビティバイアスの話、ネガティビティバイアスとは?人はポジティブな情報よりも、ネガティブな情報に注意を向けやすく、記憶にも残りやすい性質を持つ、ということを表す心理学用語。 たとえば個人の過去の記憶でも、幸福な思い出よりは、辛い経験のほうが鮮明に記憶される傾向がある。
上記のリストなどからさらに、
いまの自分が面白いと思えるかどうかなどで、多少の取捨選択、つまり編集作業がされ、企画強度が増していく
かつリストの効用が効いてくる(リストの効用とは、1つでは強度が低いものを束ねると全体としては強度の高いものになる)
つまり、過去の自分が書いたものを読み返すと、新しいものがつくられる
どんな新しいもの、リストができたかを3つ紹介します。
1.自分だけのプレイリスト
プレイリストとは、音楽アプリでよくある自分のお気に入りの曲を集めたリストとして使われることが多いです。
それももちろんプレイリストですが、ここでは、自分が日常を楽しむためのプレイ(Play、遊ぶ)リストとして呼んでいます。
【good&new】を振り返ることで、自分が過去に良かった、面白いと感じたことが記録され、自然とリストのような状態になります。
さらに、そのなかでも特に良かった項目や、似たような項目など、自分で自分を喜ばせるための自分だけのプレイリストが出来上がります。
プレイリストの一例は下記です。下記あたりをやるとやること自体で楽しめる、やると次にまた自分の満足度があがることが起こる、ようなイメージです。
Good:
朝散歩
(朝、自分の時間、繰り返し、自然、無目的に過ごせる時間)
参考 「朝散歩の効用、ひとつとして同じでない朝に、無目的がもたらす自分だけの発見と、いまここにあるものへの工夫が引き出すクリエィティブな野生」音楽のプレイリストをつくる(年度、季節、時間帯、など時間軸で曲を集める作業自体が楽しい)
健康を意識した飲食店にいく(ジャンキーは味覚や脳みそに瞬間的にガツンとくるが、健康意識高い食事は食べた後も、身体も心もじんわりと満足が高い状態がつづく)
高級ホテルなどのロビーにいく(香りが素晴らしい、自分が結婚式をしたホテルなどもいくと、いろいろ思い出す)
Output:
文章を書く(仕事前、仕事後など書くと1日の満足度高い)
Input:
子どもと見ている番組で面白いところを見つける(結構勉強になる)
まちなか、見たものでいいと思ったコピーを集める(どんな思いでそれが選ばれたかなど想像する)
Idea:
こうだったらいいのに、なんでこうなんだろ、の気づきや想像からビジネスアイデアを夢想する
Buy
買いたいもののリストをつくる
自分がなぜこれを買ったかをまとめる
Work:
つねに仕事場を増やすようにする(フリーなので、気分や仕事でカフェやコワーキングスペース、自宅など選ぶ、複数の選択肢があり、少しずつ開拓する)
Child:
子どもと新しいことを一緒にする、つくる(子ども、自分、それぞれに新しい体験と意外な一面を知る)
Tips:
あえて歩きで移動、あえて自転車で、あえて地下鉄でなど交通を変えてみる
時間のある移動中にコンテンツを体験する
コンテンツはとりあえずプレイリストにいれておく、つねに聴きたい観たいコンテンツを保存しておき、いざ時間があいたときに再生するかを考えると、そうでもないものもあったり、AIで要約してもらって内容を把握して満足できたり、浪費を減らす
グミを食べる
寒くなったら、お風呂の温度を一度上げる
知らない道、通ったことない道を歩く
これらのリストの項目は、またやりたい、時間があればやれるようにスケジューリングするときに活用できます。
音楽のプレイリストのような、テープに録音して最高の1本をつくったりしていたようにいつの時代も変わらずにひとはリストをつくります。同じように自分を喜ばすリストをつくるのもおすすめです。
2.あるいはコーピングリスト
上記のプレイリストは自分の満足度を高められる項目をまとめていくようなイメージでした。
ここでは、満足度を高めるのでなく、満足度を下げない、体力や精神力を減らさない、どちらかというと、ディフェンシブなリストづくりもおすすめです。
コーピングリストという概念があります。
自分は、コーピングリストというものを書籍で知りました。
メンタル系の本で見つけた概念ですが、これはメンタルヘルス特有というよりも、多かれ少なかれひとは人それぞれのコーピングリストを持っていると感じました。
ただ、リストとして、意識的に自分を扱うスキルとして、自分の取り扱い説明書のような存在を携帯しておくとより日々をいい感じに過ごせるな、と技術として参考にしています。
さらに、コーピングリストという概念が認知度を高めたことで、誰かのコーピングリストが雑誌やWeb、SNSなどで知ることができるので、自分にも活かせるかのヒントにもなり、さらにリストの質量が向上します。
リストは「自分」という、店主であり常連である個人商店が営みを続ける「秘伝のタレ」のようなものです。
継ぎ足し継ぎ足しで昨日より美味しくもてなす。自分のなかにいる大将と10代20代30代、あの頃の自分たちの顔を思い浮かべながら、いまの自分を損なわず、、欲を言えば満たされるリストをつくっていくと日々がより過ごしやすくなります。
3.もしくは誰かの1日をgoodにしうるギフトリスト
これまで自分自身の満足度を高めるプレイリスト、日々を過ごしやすくするコーピングリストだと書いてきました。
自分のつくったリストを外に「はなし」てみることもひとつおすすめです。
心理学、カウンセリングのシーンでよく言われる標語のような言葉に「話す,放す,離す」があります。
自分のうちにある言葉を外にはなすことで、自分自身も変化することがあると言われています。
自分のリストを、はなすことで、自分自身に上記のような変化を与えることでさらにいい感じになってしまう可能性を得ようということです。
さらに、そのリストは、自分の内省や誰かのリストを参考にすることで、より良くなるものだとも書きました。
つまり自分のそれらのリストは、同時に誰かのリストの役に立つ、可能性があることでもあります。
はなす(このシーンでは、放す、放つ、が近いですかね)ことで、誰かの役に立つことがあればそれらの応答がまた自分を嬉しくさせてくれる可能性があります。
■自分の個人的なリストだから誰の役にも立たないのか
自分の個人的なリストだから誰の役にも立たないと考えるのは早計です。
たとえば、アイデアについて「自分のアイデアが特別だ」と思い込むとします。
本当に特別なのか、他の媒体、WebやSNSで調べれば同様のアイデアを見つけてしまうことも少なくありません。
案外多くの人が同じような考えに至っていることを指摘するために、エゴセントリック・バイアスやクリエイティブ・イリュージョンのような概念が役立ちます。
これらの用語にあるように、アイデアやアイデア自身が持つ解決される「課題」は自分自身では判断がつきづらいものです。
自分自身で判断するのではなく、一度、外の評価、判断される場所に放ってしまうと、それはもしかしたら、現代人の問題あるあるリストであり、現代人の自分で自分の機嫌を取れるあるあるリスト、として評価されるかもしれません。
評価はほかのひとに任せればいい。その評価もまた先のバイアスが含まれたものです。移ろいやすい水のようなものだと少し距離をとって付き合うくらいでいいと個人的には感じています。
■リストは簡単に誰かを喜ばしうるコンテンツ
1つまえには「評価は外部任せてしまい、自身はただ放つ、でいいのでは」ということを書いていました。
今回1つだけご紹介しますが、
コンテンツ自体の作り方を選べば、自身が思ってるより遠くに放つことができそうな飛距離をだせそうな作り方があります。
リストです。
リストは簡単に誰かを喜ばせうるコンテンツの作り方です。
いままで見聞きしたコンテンツで、〇〇選など、の数字や
365
100
24
12
10
7
3
という数字に反応したことがないひとは少ないと思います。
(リスト自体の魅力を伝えたく、あえてリストっぽくしてみました。またこの記事自体にもリストを多用しています。)
リストは数が束ねられると急に魅力を増すものです。
さらに束ねるという工程で編まれる、つまり編集されている、それ自体の選定や構成の調整にも、なにかしらのクリエイティブは編集者の背景があります。
花一輪でも素敵ですが、花束を眼の前にされたときの感動もまた特別です。
自分のなにげない一日が、誰かの一日になにげないなにかを届けることができる。
つまりあなたのリストは、ギフトリストとなる。
というところで終わりにします。
結論とまとめ
見出しの再掲ですが、まとめます。「【good&new】を振り返る」は個人的なおすすめです。
【good&new】は振り返って遊べる自分最適な読み物
新しいものが頑張らずに生まれる
自分だけのプレイリストが生まれる
あるいはコーピングリストが生まれる
もしくは誰かの1日をgoodにしうるギフトリストが生まれる
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