ギャップ埋め(11月エッセイ①)
こんばんは、土曜の夜ダノです。今週のダノの表裏noteを公開します。タイトルは『ギャップ埋め』です。ギャップを埋めるのが大変です。
1.接客はやっぱり苦手
接客業は苦手だ。好きか嫌いかとかじゃなくて苦手だ。じゃあ、他の仕事やれば?って話になるんだけど、仕事のベースになるのはやっぱり「コミュニケーション」だから、それが一番身につくのは「接客業」(お客さんに接する仕事)かなあと思ってこの仕事をしてる。
中学校でも人前に立つのは苦手だったし、(岡大附属中の方々は分かるかもしれないが)特段明るくはなかった。陸上競技部と言うと聞こえはいいが、種目は「砲丸投」。1cm1cmで勝負が決まり、常にそれと戦う高尚な種目であると思っているし、そういう種目ができてよかったと思っている。県大会でも上位に入って賞状もいただいたことあるし。(自慢くらいさせてくれよ〜)でも、走ることなんだよなあ、陸上って。イメージは。100mなり、リレーなり、そっちに歓声かかって、それを横目に投げてきた。トラックに歓声と共にかっこいい選手が走ってきて、いいなあって思ってきた。
高校時代は生徒会にいた。役員ではなかったから、人前に出て何か言うとか、選挙演説するとかはなかったけど、アイス販売を戦後で初めて中止するってなった時に責任者として全校生に説明する機会があって、放送室で話すことになった。先生と私の二人きり。家でアナウンサーごとく練習したけど、最初の一言目で噛んでもうボロボロ。かなり端折って話してしまった。ごめんなさいね。教室に帰っていじられ、帰り道で人目を避けながら帰った。
さあ、大学では?やっぱりね、14回落ちるってことは多分、適性があんまりなかったんだろうね。しっかりした会社だと思う。緊張しちゃうわ。なんか、みなさんキラキラしてるし。こわいこわい。でも、地方民の自分にとっては、スタバのPTR=キラキラ大学生みたいな勝手な構図があって、それに憧れた。で、いざ自分がなると、こんなキラキラしてる職場なんだってそのギャップに苦しむことになるけど。もちろん、14回落ちて採用された話は擦って擦ってトークに磨きがかかっている。ほぼトゥースみたいな感じで、鉄板ネタになっている。今まで落としてくれてありがたい。
顔が硬いらしい。中高生の時にも言われた。塾のオンライン講義で私の顔が写った時に、「顔の怖い人がいます」とコメントが書かれたことを思い出す。にこやかにしようとは思うけど、忙しい時は顔が硬いらしい。なんとかしないとなあ。人と話す練習したり、お客さんに話しかけたりするか。
2.やりがいもめちゃくちゃある
大学の授業で「Starbucksに14回振られた現役PTRがその人気を考える」っていうタイトルでプレゼンをした。質問コーナーで「やりがいは?」って聞かれて、「ホイップが上手く巻けた時とか、自分が作ったドリンクをインスタとかに上げてくれてるのがチラッと見えた時にやりがいを感じます。飲食だとどうしても、キッチンとホールみたいな区分分けがある会社が多い中で、自分が作ったものに対しての良い感じの反応がすぐに見れるのは良いことなんじゃないかと思ってます。」っていう"模範解答"をかましてきた。もちろんこれもそうなんだけど、食器とか道具を洗うときに、食洗機にきれいに詰めれた時とか、ゴミを持っていく時にきれいに載せれて50kgくらいのゴミを一気に持って行けた時とかも嬉しい。連勤が多いと、疲れて口が回らない時も多いし、終電でこんな時間まで何やってんだろうな自分って思うことも多いけど笑。まあ、楽しいことにしよう。楽しいし。
あと3年かあ。いつまで働けるか分からないけど、楽しく働く理由を探し続けないとね。