エッセイ本を買い漁った春休み(4月エッセイ①)
こんばんは、今週土日はデイシフトのダノです。春休みが終わってしまいました。この春は本をゆっくり読むことができる時間が多かったのでエッセイを何冊も読みました。
1.エッセイがやっぱり一番面白い
春休みはいつもより時間がある。バイトに精を出していた1年生に比べて、はるかに時間がある。高校時代、もっと言うと中学時代から本をなかなか読めていなかったので、この春こそは!と思って本を買うことにした。エッセイを書くのが趣味となっている身としては、他の人の感覚の琴線に触れてみたいという気持ちもある。Amazon Prime Studentに加入しているので、お急ぎ便を無料で使うことができる。そこで、欲しいなと思った本は躊躇することなく買うことにした。
まず買ったのが芸人エッセイの数々。オードリーが好きなので、若林さんの本を数冊買った。彼は『ダ・ヴィンチ』で連載をしていた時期があり、それをまとめたものを『社会人大学人見知り学部卒業見込み』と、『ナナメの夕暮れ』だ。社会に生きにくさを感じて、それをありのままに綴ったもので、地方から東京に進出してきて格差を感じる毎日に嫌気がさす身としては同じ思いを持っていると、勝手に共感してしまう。
イケメンにはモデルのようなお綺麗な彼女さんがいて、ブランド物のバッグを引き下げて東京を闊歩しているのを見ると、ここには近づけないなと感じる。今日、弊学で入学式があったが、すれ違う一年生の女子は女性であり、地方生が思う都会の大学生である。怖くなって少ない給料をはたいて買ったPaul Smithの4万円のバッグを隠すようにそそくさと歩いて改札内に逃げた。私も感じているこんな感情を言葉にうまく面白さを載せて書いているのが若林さんらしさなんだと思う。
その後、星野源さんのエッセイを何冊か買った。彼も若林さん同様に雑誌の連載を持っていて、それに書いたものをまとめたものだ。『いのちの車窓から』をはじめとする3冊を買った。彼はくも膜下出血を乗り越えて多彩を生かした活動をしている方なので、尊敬しかない。私にもいのちの車窓があるのなら、多分、大半は緑のエプロンと緑のロゴと、大井町駅の終電の表示で埋まっている気がする。怖いもんだ。
2.エッセイを書く人は総じてナルシストな人が多い気がする
やっぱり、私も含めて、ナルシストな人が多いんだろう。以前、オードリーの二人がラジオをしていた時に、春日さんがエッセイを書かない理由として、「満たされているから」というものを挙げた。本人曰く、「満たされていると、社会に対して批判的な目が向かない。だから、全てを肯定してしまう。エッセイを書く人は何かに満たされなかった人で、かつ社会に注目してほしい人なんだ。」的なコメントをしていて、なるほどおと思った。
私の一番手応えのあったnoteでもこう書いている。結構痛いなと自分でも感じちゃう。怖い怖い。
私自身、地方生かつインキャと言う弱みを味方につけて決して多くはない友人と大学生活を送っているが、友人が多くて笑顔が溢れるインスタグラムを見ているとなんとも言えない感じになる。あまり、わいわい系が得意ではないのだけれども、やってみたい気持ちもある。満たされてはいない気がするし、満たされちゃうとライフワークのnoteが書けなくなってしまうのは困る。高校の同期やクラスメートが割と閲覧してくれているので、書かなきゃなああという思いもある。でも、割と書くのに時間かかっちゃうなあという自分もいる。
やっぱりナルシストなんだな。周りと仲良くして明るくなりたいねええ。あ、新しいサークル探してるので、いい感じのサークルがあったら紹介してくださいな〜