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#51 そろそろ年末、2024年はコンフォートゾーンをどこまで崩せたか?

毎年思うのだが、12月というのはせわしなく、あと2週間もすれば2024年も終わってしまう。
今年のうちにやろうと思ってたことが、終わりきらず、来年に持ち越ししてしまいそうなことも1つや2つではないが、できるだけ今年のうちに片付けときたいものである。
僕だけでなく、そう思っている人の多いのではないだろうか?

年末も近づいてきたので、今回は2024年、自分の活動の中でどこまでコンフォートゾーンを崩せたのだろうか?ということについて、頭の中の記憶を辿って振り返ってみたいと思う。

実は1年前も同じようなテーマでnoteを書いている(笑)
まぁ同じ人間だから考える思考回路は同じな訳で、少し切り口は違っているが、この時も自分では良いこと書いていると思うので(笑)こちらも併せて読んでみてほしい。

ちなみに約1年前の投稿が#21で、今回の投稿が#51なので、1年間で約30本のnoteを書いてきたことになる。
あとFMや公共施設・自治体運営とかの切り口で、サブチャンネル的に毒っ気たっぷりに書いているNPO法人 自治経営FM事業部での投稿も含めると、約40本ということで、2025年については週1本くらいにペースを少し上げてアウトプット活動を続けていきたい。
自治経営の方のnoteは下記リンクから。


僕にとって、そもそもコンフォートゾーンって?

コンフォートゾーンというのは心理学などでよく使われる用語で、色んなところで解説されているので知っている方も多いだろう。
定義は色々とあるようだが、自分の成長を促すという意味では、4つの領域で定義されているものが、僕にとっては一番しっくりくる。

その4つの定義とは、以下の領域に分けられる。
1.安心の領域Comfort Zone
2.怖れの領域Fear Zone
3.学びの領域Learning Zone
4.成長の領域Growth Zone

つまり、自分を成長させていく上では、常に安心の領域に留まることではなく、まずは怖れの領域に飛び込み、そこから学びの領域を経て、成長へとつながる軸線を経なければならないということである。

コンフォートゾーンからグロウスゾーンへつながる軸線

普段の僕はフルタイムで役所に勤めているので、自分で意識的にコンフォートゾーンを飛び出ない限り、日々のルーティーンワークをこなしている状態と言える。(それはそれで、我々公務員って日々ストレスフルな環境に置かれているので、安心の領域にいるという感覚は全くないのだが・・・笑)
とはいえ、日々のルーティーンの中に居続けても自身の成長は鈍化してしまうため、常に頭においているのは、新しいチャレンジであったり、業務改善であったり、外的ネットワークへの接続だったりするのだが、そこには日々怠らないインプットとアウトプットの生活習慣が必須だと思っている。

その上で、いかに行動を起こし、日々の安心領域から、怖れの領域に飛び出せるかが肝となってくる。
ただ、自分の許容を超えるような領域の拡大はエネルギー負荷も大きく、常に怖れの領域に身を置き続けるのは、至難の業であり、領域を適度に広げ、毎年、その面積を広げていくような感覚で過ごしている。

面積を広げていくには、日々のルーティン生活からの変化が必要であるため、日々業務や生活の時間を詰め込みすぎていては、思考の方が追いついていかない。
なので、心の隙間と言えるバッファゾーン(余裕領域と時間)がどれだけ保てているかというのが肝要だと感じている。

今年、少しだけ崩せたコンフォートゾーン

今年も少しずつ自分の面積を広げていったところではあるが、大きなチャレンジが年々少なくなってきているような気がして、その点は反省点である。
そんな中、今年チャレンジしたり、新たな領域に踏み出したりしていることというと、次のようなことかなと思う。

庁内横断的なプロジェクト

役所の仕事の中でいうと、僕の役回りは自分の所属課だけでなく、庁内横断的な仕事もたくさん抱えているのだが、今年に関しては、その横断的なプロジェクトがいつも以上に多かったように感じている。
具体的なプロジェクト名はここでは省略するが、新たにDB+コンセッションで実施するものや、DBO方式による施設整備など、これまでとは違った切り口の公共施設のプロジェクトが動いていて、僕は役所内コンサルのような立ち位置でそれぞれに関わっている。
こういった仕事は従前からも普通にやっていたのだが、今年に関していうと、これまでの経験の積み重ねの上に、さらにステップを上がったような気がしている。

認定コンストラクション・マネジャーという資格

庁内横断的なプロジェクトの中で、僕の立ち回りは役所内コンサルみたいな感じと書いたが、実はこういった仕事は外部に委託している自治体も多い。
僕がやっているこの手の仕事は、コンストラクション・マネジメントという業務に近く、それを生業としている方たちが持っているのが、認定コンストラクション・マネジャーという資格らしい。(というのを昨年あたりに人から聞いて知ったw)
僕たちは、それを外部委託するのではなく内製化しているのだが、じゃあその資格もついでに持っていた方が、役所内での説得力も上がるだろうということで、今年はその資格取得にチャレンジしてみた。
結果、合格ということで、まぁ資格が仕事をする訳ではないのだが、試験勉強で得られた知識とか、様々な資格を掛け算することで自身のレア度を上げていくという意味では効果があるようにも感じている。

試験のために購入したガイドブックは結構厚いので、読み込むのは大変(笑)

NPO法人 自治経営FM事業部での活動

冒頭にも紹介した自治経営は、役所外の活動であるが、4月から公共FMアングラBarというメンバーシップ向けの活動を行なっている。
公共施設の闇の部分にフォーカスを当て、それについてメンバーがぶっちゃけ本音トークで語るという、なんともアングラな内容である(笑)
仲間であるメンバーがそれぞれnoteで投稿したり、月イチのオンライン夜会(Zoom)を行なったりしている。
今年から始めたサービスであるが、これについては試行錯誤しながら、来年は、さらに充実を図っていきたいと考えている。

都市経営プロスクールのコーチ役

春頃からカリキュラムが始まっている都市経営プロフェッショナルスクール 公民連携事業過程(第9期)で、今期はコーチ役を務めさせてもらっている。
プロスクールも自身が受講していた2019年からは随分とやり方も変わっており、その分コーチ役としての関わり代も大きくなっている。
僕はエクゼクティブコーチの竹内昌義さんのグループに入って、そのサポート役を担っているのだが、瞬時のレスポンス・コメントに加え、プロジェクトの俯瞰的な分析、アレンジ能力などを要求されるため、非常に頭を使う任務である。
期間中3回ある集合研修(第3回は来年の3月予定)では、それがスパークするので、自身の成長にとっても非常に大きく作用している。
プロスクールで知り合う仲間は年々増えているのだが、コーチ役ということで、その密度も高くなり、これまで以上の関係性ができているように感じているところである。

北九州市で開催されたプロスクール集合研修(9月)
岩手県紫波町オガールで開催されたプロスクール集合研修(11月)

ザキオカスクール(in熱海)

10月に熱海にて開催されたザキオカスクール(in熱海)への参加は、自身の学びを深めること・外部のネットワークを広げるという意味において、随分と刺激の多い機会であった。
岡崎さんが主催する短期スクールであるが、上述したプロスクールとはまた違ったコミュニティであり、こちらも普段、役所に閉じこもっていては作れないネットワークが構築でき、2024年の出来事の中でも大きなトピックとなっている。

ザキオカスクールの楽しい面々
岡崎さんを囲んで

ザキオカスクールの様子については、noteも書いているので、ぜひそちらも読んでほしい。

ただ、コンフォートゾーンを出るつもりで参加したザキオカスクールであったが、このコミュニティが僕にとってあまりにもコンフォートすぎて、果たして崩しの効果があったかどうかは分からないでいる(笑)

来年に向けて!

さて、毎年のように来年こそはと思うところではあるが、2025年はこれまでにない大きなチャレンジをしてみたいと密かに考えている。
どういったチャレンジになるかは、また改めてnoteにも綴っていきたいと考えているが、とにかく自分をさらに成長させる意味でも、さらに領域を広げていくためにも、ポジティブかつ前向きにトライしていきたい。

2025年はどんな年になるか・・・いやどんな年にしていくのかは自分次第

宣言ついでに・・・

上で書いたザキオカスクールで岡崎さんから、銀河系最弱ベジータという、強いのか弱いのか分からないネーミングをもらったので、何はともあれ、来年こそはダイエットと柔軟性確保についてはコンフォートゾーンを崩して、せめて銀河系最弱ゾーンから抜け出したいものである(笑)

公務員で綴る Advent Calendar 2024

最後に、今回のnoteは「公務員で綴る Advent Calendar 2024」なる企画にも連動させてもらっている。
昨年に続いての参加であるが、全国各地の公務員が2024年を振り返って、こんな経験をした、今、こんなことを考えている、
などなど、今年を振り返るリレーブログという企画である。
下記のリンクからそれぞれの記事にも飛べるようになっている。

ここまで書いたように、僕自身の2024年は少しだけ反省も残る1年であった。
世の中が停滞している現状において、今までのままの行動では、衰退を意味しバックギアに入れるのと同じこと、という思いを胸に来たる2025年では、もっと大きな成長を自分に課していきたい。


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