洋楽80's Air supply 編
青春時代を過ごした1980年代。
当時はMTVの影響で、空前の洋楽ブームが到来していた。
そんな中、数々の名曲が誕生した当時の洋楽を、個人的主観で紹介していこうと思う。
若い世代にも興味を持ってもらえると嬉しい。
第1弾は、Air Supply 編。
Air Supply をご存知だろうか。
ご存知の方、それもタイムリーで聴いていたなら、それなりの年齢でしょう…… 昨年40周年を迎えた、大ベテランなのだから。
Air Supply は80年代前半に活躍したオーストラリア出身のバンドで、透き通ったハイトーンボイスと美しいバラードが特徴的で、爽やかな風のようなイメージから「ペパーミントサウンド」と称され話題となった。
このあたりは、SOAK のイメージ「ミネラルイオンボイス」と重なる部分ではないだろうか。
全盛期の頃はフルバンドスタイルだったが、メンバーチェンジを繰り返し、1988年には一旦活動を中止したが、1991年にグラハムとヒッチコックの二人で再結成し、現在に至る。
Air Supply の現在のメンバー。
グラハム・ラッセル (Vo、g、p)
ラッセル・ヒッチコック(Vo、per)
写真は全盛期頃の二人
左:グラハム・ラッセル
右:ラッセル・ヒッチコック
こちらが、40周年を迎えた二人。
左:ラッセル・ヒッチコック
右:グラハム・ラッセル
二人とも「ラッセル」なので少々紛らわしいが、キレイなハイトーンボイスの持ち主がラッセル・ヒッチコック。一番キレイな声が出せる男性歌手は全盛期の彼だと思う。
そして、数々の美しいメロディーを生み出したのがグラハム・ラッセル。
Air Supply 代名詞であるバラードから、アップテンポな曲まで幅広いソングライティング能力の持ち主。左利きで弾くギターはちょっと珍しい。
この人と松崎しげる以外はあまり記憶に無い。
Air Supply の魅力は、なんと言ってもハイトーンボイスと甘く切ないバラード。数多くの素敵な楽曲が存在するが、その中から個人的に好きな曲をいくつか紹介したいと思う。
◎ Making Love out of nothing at all 👈
邦題「渚の誓い」
(@YouTubeより)
日本ではこの曲が一番有名ではないだろうか
当時のトレンディドラマの主題歌にも採用
されたので、知っている方も多いと思う。
早口で歌うサビの部分がかっこよくて、必死
に練習してたが、当時はカラオケなんて普及
しておらず無駄な努力になりかけたが、就職
した頃、カラオケBOXでこの曲を見つけた
時は、努力が報われた機がした。
今は歌える自信は無いが...
◎ Power Of Love 👈
(@YouTubeより)
アルバム「Air Supply / 潮風のラブコール」
に収録された曲。
セリーヌ・ディオンの「Power Of Love」
が有名だが、元々はジェニファー・ラッシュ
が歌った曲。
色々なアーティストがカバーしているが、
最初に聴いたのが Air Supply バージョン
なので、個人的にはこちらが好き。
◎ I Can't Let Go 👈
(@YouTubeより)
アルバム「Air Supply / 潮風のラブコール」
に収録された曲。Air Supply が作詞・作曲
した作品ではないが、個人的には一番好き
な曲。
大学のダンスパーティーでチークタイムの
時に流れていたが、女の娘と踊るよりも、
この曲に聴き入っていた。
天才たけしの元気が出るテレビの感動シー
ンで時々使われていたような気がする。
◎ Lost In Love 👈
(@YouTubeより)
この曲はヒットチャートの上位にランクイン
し、Air Supply を一躍有名にした出世作。
アメリカの青春映画の挿入歌にも採用された
曲で、ミディアムテンポな失恋ソング?
◎ All Out Of Love 👈
(@YouTubeより)
Air Supply らしさが一番出ている曲だと
思う。
ファンの中ではこの曲が好きな人がとても
多い。
最後の最後に15秒オーバーの超ロングトー
ンが圧巻の壮大なバラード。
SOAKの相思相愛のラストよりも長いロング
トーン、裕任君も挑戦してみてはどうだろう
か。
◎ Having You Near Me 👈
(@YouTubeより)
当時、片想いの娘に彼氏がいる事を知って
ショックを受け、眠れない夜にこの曲を
聴いていたら、思わず涙が出てきて切ない
夜を過ごしたのを覚えている。音楽を聴い
て泣いたのはこの曲が初めてかも知れない。
今でもこの曲を聴くと、切なくて泣きそう
になる。
◎ Goodbye 👈
(@YouTubeより)
当時交際していた彼女に一方的に振られ、
傷心のまま明け方のビーチで思い出の写真を
燃やした、苦い思い出がこの曲にはある。
1993年リリースのアルバム「The Vanishing
Race」に収録された曲で 80's のカテゴリー
から少し外れるが、思い入れのある曲なので
紹介しておきたい。
ここまで何曲か紹介してきたが、いかがだったろうか。気に入った方がいれば、幸いに思う。
この記事を書くにあたり、YouTube で Air Supply の動画を色々観てきたが、忘れていた記憶もメロディーを聴くと不思議と思い出してくる。まるで記憶の再生スイッチのように。
名曲は何年、何十年経っても色あせないもの。
世代を超え、言葉を超えて人々の心に感動を与える不思議な力。
音楽は、人類が生み出した最大の発明なのかも知れない...