20161119 沖縄テレビpresents 「Power Of Voice」
2016/11/19
沖縄テレビpresents「Power Of Voice」
※ヘッダー画像は Little glee monster Official Twitter より
この先、これほど心に残るライブに出会えるだろうか…
先日の、四季彼方、FREAK、Sky's The Limit の3マンライブで感じた不安だだった。しかし、そんな不安をこんなにも早く見事なまでに払拭してくれた。
かの音楽プロデューサー松尾潔氏でさえ「伝説になる夜」と言わしめた、そんなライブに立ち会えたのは本当に幸せなことだ。
あれから一週間たってもまだ興奮が冷めない。
うまく伝えられないかも知れないが、レポートしてみたいと思う。(もはや自己満足だが😅)
トップバッターは沖縄が誇るボーカルグループ、
Sky's The Limit!
画像はSky's The Limit Official Facebookより
このライブから衣装も新しくなり、いつもより緊張気味な感じて登場したスカリミ。
初っぱなから DESPERADO のアカペラで観客を魅了する。今日はアカペラ中心のセトリかと思いきや、You don't stop!! のイントロが流れると、会場は一気にヒートアップ!
そして、The Day、海の声を披露し、会場をスカリミカラーへと染めていく。
こんなに大きな会場で歌うスカリミを観るのは初めての事で、曲が終わるたびに、盛大な拍手が雨のように降ってくる。
MCでは、以前から ひでぽん が語っていた「いつかコンベンション劇場でライブがしたい」、その夢が今日叶ったと話した時は、胸が熱くなった。
I Know、4Uで会場を盛り上げたあと、ラストのメジャーデビュー曲、Only Human へ。
4人の力強いハーモニーがコンベンション劇場に響き渡る。
この日のスカリミは、いつもより大きく見えて最高のパフォーマンスを発揮してくれた。
2番手に登場したのは、現役女子高生ボーカルグループ、Little glee monster!
画像は Little glee monster Official Twitter より
好きだ、はじまりのうた、My Best Friend など軽快なメロディーの曲を中心に、若さ溢れるパフォーマンスで会場を盛り上げる。それだけにとどまらず、あとひとつ や 魂レボリューション などのJ-POPをアカペラにアレンジした、アカペラメドレーも披露。
メンバーそれぞれがソロでもやっていけそうなほどの歌唱力。ただ上手いだけでなく、時にはパワフルに、時には繊細にと表現力も豊か。6人の声が重なった時のハーモニーは、まだメジャーデビュー2年目の高校生とは思えないほど素晴らしい。
Little glee monster、彼女らは間違いなくアーティストだ。
そして、トリは日本を代表するボーカルグループ、
ゴスペラーズ!
画像は Sony Music より
キャリア20年超えの大ベテラン。
登場しただけで大歓声と共に観客を一気に引き込むあたりは、流石としか言いようがない。
1曲目から リトグリとのコラボで「永遠に」を披露。何度か共演したこともあってか、息の合ったハーモニーはとても心地よい。
続いて名曲「ひとり」を歌いだすと、圧倒的なハーモニーに観客は耳と心を奪われていく。
そして満を持してスカリミも登場。コラボレーションしたのは「ミモザ」。入念にリハーサルを重ねたというこのコラボは本当に圧巻だった。
それにしても、リトグリやスカリミの良さをうまく引き出してくれるゴスペラーズ。相手が歌うときは一歩下がって引き立てるところは、王者の風格を漂わせる。
ライブはいよいよクライマックスへ。
「皆さん、飛ばして行きますよ❗」の掛け声に少し戸惑う。アカペラやバラードが持ち味のゴスペラーズかと思いきや、なんと軽快な曲に合わせてダンスも踊るではないか!
自分も含め初めてゴスペラーズのライブを観た人は、踊るゴスペラーズに良い意味で衝撃を受けたのではないだろうか。観客総立ちでこの日1番の盛り上がりをみせた!
そして最後の曲 愛の歌 は観客全員巻き込んでの大合唱。観客ののせ方も良く知っている。
MCも歌もダンスも、すべてが余裕と貫禄のステージだ。ゴスペラーズの凄さを改めて感じる。
終演と同時にアンコールの声が溢れる。アンコールは予想通り、3組総勢15人でのセッション。
曲はシンディー・ローパーの名曲 Ture Colors。
15人の声が重なる圧倒的ハーモニーは生涯忘れることの出来ない瞬間となった。
今思えば、先日の Groove&Harmony も、この Power Of Voice も、全ては Sky's The Limit との出会いから実現したものだ。
「僕らの出会いは、この先どれだけの幸せと笑顔の訳になれるだろう」
Orion of Sky の詩に込めた想いは、少しずつ形になって広がっていく。
スカリミのとの出会いは、この場に居合わせた皆の"幸せと笑顔の訳"になった事だろう。
更に輝きを増した Sky's The Limit は、間違いなく沖縄の誇りだ。そして日本の誇りへと、その歩みを "強く前へ"進めて行こうとしている。
最後に、この"伝説となる夜"を作ってくれた、3組のアーティストと関係者の皆さんに、心からの感謝を贈りたい。
至福の時をありがとう…