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離れてみて分かること、親になって思うこと。

ひさしぶりに両親がうちに遊びに来てくれました。
コロナ禍になり、遠方に住んでいるためなかなか訪問してもらう機会がありませんでした。

実家はそこそこ田舎で、
いまわたしはそこそこ都会に住んでいます。

両親は、こちらにくると
ちょっとしたことで、その違いを感じる様子でした。

「エレベーターが両方開くんだね!」
というので、はじめは何のことか分からずにいました。

どうやら入ったドアと出るドアで開く方向が違う
エレベーターに乗ったといいます。

降りたいフロアについたのに、全くドアが開かず
「故障かな?」と待っていると、
背後のドアが開いていたみたいです。

そういやそのしくみにいつ気づいたっけな?と思い、
徐々に都会にも慣れてきたのかなと感じました。

🐤

近くにいる時は、早く家を出たいな〜と思っていました。
家族仲は良かったのですが、やや過干渉ぎみで、
自分の世界が欲しいと思っていました。

でも、いざ外に出てみると、
アウェイといった感じで、
家族が恋しくなることもしばしば。

何度帰りたいと思ったことか分かりません。
しかし、一度自分から出たいと言った以上
帰るわけにもいかず、孤独に耐えながらも、
新しい家族と新しい価値観のなか日々奮闘しています。

思春期の時は、よくぶつかった父でしたが、
いまはその偉大さを感じます。

結局、父の言っていたことは世間で言うところの常識で、
すごくまともで、合っていたなと思います。

わたしは真っ当な人生を送れているとは
決して言えないので、恥ずかしい娘ですが、
それでも、いつでも支えになってくれます。

感謝しかありません。

🐧

特に、子どもが生まれてから、両親の凄さを日々感じます。
しかも、わたしより若い年齢で子どもを産み育てているので、
なおさら、尊敬します。

当たり前にしてもらってきたことが、
全く当たり前なんかではなくて、
大人には大人の苦労がたくさんあって。

多くの人のおかげで、自分たちは大きくなれていたんだなって
気づきました。

そういう意味でも、子どもを産んで良かったと思います。

🐤

なんか、田舎っていいですよね。
実家という存在がそうなのかもしれませんが、
いつもこころがポカポカします。

普段の日常の中でも、幸せを感じられる時間はあります。
生活をしていると、毎日を送ることに精一杯で、
いろんな感情も一気に過ぎ去ってしまいます。

子どもが小さいと特に毎日が慌ただしく、
夜になると、子どもとそのまま寝てしまうことも
しばしば…。

そんな中で、自分の原点だったり、
温かく見守ってくれる存在を感じられることは
こころの潤いになります。

離れてみて気づくこと。
それは、大きな愛情だったりします。
少し距離があるからこそ、
それをよく見ることができるのかもしれません。

現実にも、生活にも、お金にも代えがたいもの。
光の結晶とエネルギーのかたまり。
笑顔。ポジティブなエネルギー。

生きていることに感謝して、
日々に追われながらも、
こころのきらめきを大切にしていきたいです✨

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こう
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