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能登半島地震への募金の仕方や募金先に悩む。
年末年始に実家に帰省しているときに、能登半島地震の報道を知りました。
主人が滞在していた自宅でも揺れた模様で速報を聞きすぐに連絡しました。
電話中も揺れていた様子でしたが、大丈夫でした。
お正月から地震のニュースを聞く度に胸が痛むと同時に、地震への恐怖が大きくなって不安に苛まれるので、なるべく報道を見ないように自己防衛をしていました。
いっぽうで、被災された方のことを思うと、新年を祝う気持ちでさえも申し訳ない気持ちがして、自分にできることを考えた結果、募金が頭をよぎりました。
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主人は奉仕活動に積極的で、普段自分にはほとんどお金をかけないけれど、これまで現地に足を運んだり、寄付をしたりして世界の恵まれない人たちの支援活動をしてきた人でした。
結婚してからそれに影響されて、わたしも募金やボランティア活動をするようになりました。
こういうことはわざわざやりました!っていうことじゃないと、昔は思っていたけれど、わたしは実際に奉仕活動に足を踏み入れてみて、自分の気持ちが救われる体験を何度もしてきたので、したことがない人にはすごくおすすめしたいです。
辛い状況にある人達に遭遇した時、何もできない自分がまた更につらく感じることがあります。募金やボランティアなどはそういう気持ちを少し楽にしてくれるなと思いました。
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今回募金活動をする上で、募金先に悩みました。
そもそも今回の能登半島地震の募金には2種類あることが分かりました。
1つは、支援金。
もう1つは、義援金です。
前者は、復興のための公共事業などに使われ、後者は被災者の方々に均等に配分されます。
早く使われるのは前者で、直接被災者に届くのは後者でした。
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わたしは、早く特に被害のひどかった地域への支援に使ってほしかったので支援金をしたいと考えました。
そこで調べてみると、銀行振込で受け付けているところが多くて少し手続きが面倒に感じられました。
そのことを主人と話していると、どこを選んでも同じなのだし面倒なら直接募金箱にお金を入れると良いと言われました。
確かにそうなのですが、募金箱にお札を入れるのは何だかちょっと違う気がして、より確実にしっかり届く方法を探していました。
さらに振込み手数料がかからないところを探していると出来るところも限られてきたりして、結局イオンのATMを選びました。
そこならゆうちょ銀行や現金からでも振り込めるということだったのですが、あいにく足を運んだところは対応外のATM機でした。
そうして募集期限が今月末までだったので、結局募金箱に入れて帰りました。
正直募金先にこんなに悩むとは思いませんでした。躊躇した理由が、実家に帰った時に父が「募金しても誰かが悪いことをしてちゃんと届くか分からないからやらない」と言った言葉が引っかかっていたからでした。
はじめは「そんな理由で募金をしないなんてなんだかなぁ」と思ったのですが、確かに色々なところで募金を呼びかけているけれど、ちゃんと現地で使われているかは分からないし、より確かな所を選びたいと思うようになりました。
でも、主人に言わせれば大きい団体だって過去に横領の問題があったりしてここは安全だなんて分からないから、そんなことを考えていてもしょうがいないということでした。
だったら、自分がこの団体の活動に共感できる、支援したいと思ったところにしたいと思い「新しい地図」が立ち上げた支援金プロジェクトを検討したりもしましたが、やはり手続きが少し面倒に感じて、より身近なイオンに落ち着きました。
当初は、娘の園でも募金活動があったのでそこに預けようと話し合っていたのですが、硬貨しか入らないような手作りの袋を渡されたので、お札を預けるのは違う気がしてやめました。
募金をしたい!という気持ちは湧いたものの、実際に行動してみると知らないことや調べること、決めることが多くて支援までに時間がかかってしまいました。
わたしが入れたお札はちゃんと現地に届くのかな・・・?正直ちょっと不安です。募金方法はこれで良かったのだろうか?
今後ももし世界で困っている人に遭遇したら自分ができる支援を考えて行動したいと思います。
その時のためにも、今回のことを教訓に募金のやり方だったり心づもりを自分の中で持っていたいなと思いました。
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