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落ち込んでいる時間も良いかと思えた日
最近落ち込むことがあった。
そのストレスが分かりやすく体の至る所にでている。
お腹を下す、胃痛、肌荒れ、貧血、不正出血、過眠。
いっときはそんな状態が当たり前の時期があった。
たしか20代半ばからの数年。
久しぶりにその状態になって、
「いつものやつだ」と思いながら、
この頃は体調がマシになっていたことに気づいた。
いまはピークを少し超えて、
ちょっとずつ動けるようになってきたけれど、
いつこの状態が抜けるかは分からない。
🐥
こういう時によく聴く音楽がある。
母に「あんたはこれとかあれとか聴いているときはヤバい証拠なんよね」
と言われたことがあった。
その時はその音楽をすごく好きで聴いていたから、
好みを否定された気がしていじけた。
でも、落ちた時こそ「こころに染みわたる」音楽がある。
逆に落ちている時にしか、その味が分からなかったりもする。
だから、落ちていることも大事だし、
貴重な時間なのかなと、ふと思えるようになった。
それに、そうやって籠もっている時間があることで、
次に繋げていける。
大きく進むための助走のように思う。
周りに何かを言われて落ち込んだり、
刺激を受けてヘコんだり、
自分を壊される経験を重ねながら
原点に立ち返って
いまを改善していけるのかなと思う。
🐬
あとは、私の場合主人との出会いが大きかった。
20代の頃こころも生活も安定していなかったけれど、
出会ってから10年の間に徐々に基盤が出来てきた。
主人がこころの安定剤になってくれたし、
規則正しい生活を大事にしている人なので、
一緒にいると自然と生活が改善されてきた。
崩れにくくなったし、
崩れても持ち直せるようになってきた。
人や社会に揉まれてダメになったとしても、
結局救ってくれるのも
人や社会なのかなと思う。
まだまだ時間はかかるだろうし、
これからどうやってまた社会と繋がっていくかは課題だ。
けれど、もがきながら、籠もりながら、
「こころや生活と闘ってきた日々は
決して無駄ではなかったのかな」と
ひさしぶりに転んでみて思うのでした。
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