
ラルクの関ジャム♪とHYDEの自叙伝の感想📖
関ジャムのインタビューの中でtetsuyaが
「ラルクを過去のものにしたくない。いまが1番かっこいいと思ってもらいたい」と言っていたのが印象的でした。
いくつになっても輝き続ける4人。素敵です。
更にhydeが「そろそろアルバムを出したい」とニューアルバムの発売をほのめかした場面にも興奮しました。
年々厚みを増すサウンド。色々なジャンルの音楽がミックスされて、
何度聞いても飽きないラルクサウンドが完成されています。
hydeのボーカルとしての存在感をtetsuyaが語った場面では
「会った時はダイアの原石だったのが、それが磨かれて今一緒に演奏していてとても良いなと思う」と発言していて、見ていてニンマリしました。
確かに、バンド結成前のhydeの写真を自叙伝で拝見すると、端正な顔立ちではあるものの素朴な雰囲気もあって。
ラルクのhydeとしての神秘的な美しさは、バンドを結成して世界観を構築していく中で磨かれてきたものなのだと感じました。
わたしが最初にラルクを知ったのは「winter fall」のMVで映像美とhydeの神秘性にこころが動かされたのがきっかけでした。
hydeの自叙伝を読んでいると、hydeは幼少期は絵が好きで内向的だったけれど、友達の影響で明るくなって毎晩裏山でキャンプをしたり、ケンカをするようなやんちゃな少年だったことが分かりました。
中性的で、儚げで、今にも壊れそうな青年の瞳をしたhydeを学生時代は追いかけていましたが、その後のソロの路線などを見ていると、ラルクとしてのhydeと本来のhydeはちょっと違うところにあるのかなと感じます。
でも、ラルクの世界の中にはhydeの芸術性がとても反映されていて、アーティスティックな世界観や西洋文化、死生観などを感じます。
ラルクを通して、知らない間に芸術的感性を育ててもらっていたように今は思います。
それぞれが、ソロ活動を開始した時に、たまたまお店で流れた音楽を聞いて「あれ?これラルクの新曲?」と思って調べるとtetsuyaのソロ曲だったことがありました。
それぞれのソロ曲を聞いた時に、tetsuyaが1番ラルクっぽい曲だった印象があります。
関ジャムのインタビューでも「僕はラルクのファンなので」と言っていたように、てっちゃんのラルク愛を感じました。
音楽なんだけれど、絵画のような世界観。
すごく珍しいバンドだなって思います。
昔MVは歌を伝えるあくまで補助的なものとして、多くがこだわらず作っていたような時代から、ラルクは映像をとても大事にしていました。
今は音楽業界で当たり前になっていることを早い段階からしていたように思います。
それぞれの中でぶれない軸があるからぶつかったり、まとめるのも大変だと思うけれど、これからも格好いいラルクサウンドを聞かせて欲しいです。
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