優しさのあつかい方

優しい人になりたい

物心ついた頃から、
不思議とそう思っていた

優しい人になりたい・・・

優しくなりたいけれど、
なんだか嫌で
誰かに優しくできない時もあって、
そんな時は、
「あんた、優しくないね！」
と怒られた

そんなことが
繰り返し、、、
繰り返し、、、

いつの間にか
「優しい人になりたい」から
「誰かのために
　優しい人にならなきゃ」
に変わっていた

「優しい人にならなきゃ」と
「優しい人になりたい」って
違うのに
同じ意味にとらえてた

どこで、
ボタンをかけ間違ってしまったのだろう・・・

いつの間にか、
誰かに優しくすることが
自分のステイタスになって、
誰かから優しい人と言われないと
自分じゃないみたいな、
そんな感覚になってきていた

いつしか優しさを
誰かにばかり向けるようになり、
自分はそっちのけ

いつの間にか
優しいと思ってた誰かから、
雑に扱われるようになってきて、
いつも優しさが足りなかった自分に
反省したりしていた

そうして、
優しい自分でいるように
もっと誰かに
優しくならなきゃって
躍起になった

いつしかそんな自分が嫌になって、
心も身体もへとへと・・・
誰かに優しくするすべを、見失った

もう、誰にも会いたくない・・・
これ以上、
私には優しさは残ってない

私は、心を閉ざした

誰かに優しくできないから、
誰とも会えなくなった

でも、それは、
自分に対して向けた
はじめての優しさだった

自分に優しくするなんて、
私のステイタスに合わないよ
自分に優しくしたら、
誰かから怒られるよ！

いやだ！
自分に優しくなりたいんだ！！
そんな自分の心を受け止めて、
誰かから隠れて、
自分に優しくし続けた・・・

自分に優しくしていたら、
少しずつ、
自分の心に
ひだまりが戻ってきた

心も体も温かくなってきて、
自分を好きになった

あ、
わたし、優しさの扱い方、
間違えてた？

そうでしょ？
自分に優しくしてもいいんだよ
自分に優しくして
それから、優しくしたい誰かに
優しくしたらいいんだよ

ようやく戻ってきた
この大切な優しさを
まずは、自分に
そうして、
大切に受け取ってくれる誰かに
これからは向けていこう

誰かに優しくならなきゃ
からは卒業
さようなら・・・

ちょっとだけあとがき

詩のようなものを
書いてみました。

なかなか詩のようなものを書くのは、
やっぱり難しくて。
でも、
noteをやっていたら、
たまに、書きたくなるようになりました。

noteを始める前は、
書いてみることがなかった私にとっては、
大きな成長かな？
書いてみると
気持ちが整います。

最後まで、
お読みいただきまして、
ありがとうございました😌

見出し画像と帯に、
ふうちゃんさんの画像を
使わせていただきました。
いつもありがとうございます。