バレンタインデーの起源とその本質

どうも、DANiLOです。

毎年2月14日になると、街中にハート型のチョコレートやギフトが溢れ、恋人同士の特別な日として盛り上がります。しかし、実はバレンタインデーの本来の意味や起源については意外と知られていないことが多いです。
特に、日本では「女性が男性にチョコレートを贈る」という習慣が定着していますが、これは日本独自の風習だということをご存知でしょうか？

そこで今回は、バレンタインデーの起源とその本質について掘り下げてみたいと思います。

1. バレンタインデーの起源：恋愛の祝祭？それとも聖人への敬意？

バレンタインデーの起源は、古代ローマに遡流といわれています。元々は、2月14日に聖バレンタイン（ヴァレンティヌス）という聖人を祝う日でした。聖バレンタインは、ローマ皇帝による兵士の結婚禁止令に反発し、秘密裏に兵士たちの結婚式を執り行ったため、後に殉教しました。
※殉教（じゅんきょう）とは、自分の信仰や信念を守るために命を捨てることを指します。特に宗教的な文脈で使われることが多く、迫害や圧力に屈せずに信仰を貫いた結果、命を落とすことを指します。
ローマ皇帝による兵士の結婚禁止令ってあたりが、まさに抑制の時代って感じですね。今は時代がどんどん変わってきてくれてよかったなぁとつくづく思います。
まぁ、このような背景から、バレンタインデーは愛や友情を祝う日として定着していったわけです。

ただし、現在のバレンタインデーの形が確立されたのは、実は比較的最近のことです。欧米では、恋人や友人、家族が互いにカードや花束、チョコレートを贈ることで感謝の気持ちを伝え合う日として定着しています。愛の表現として、特定の人に贈り物をするという習慣は、深い歴史と文化を持っています。

2. 日本独自のバレンタインデー：チョコレートと商業化

日本では、バレンタインデーに女性が男性にチョコレートを贈るという習慣が広まっていますが、この慣習は実は日本独自のものです。この風習が生まれたきっかけは、1958年に東京都内のデパートで行われた「バレンタイン・セール」が始まりとされています。チョコレート業者がこの日を利用して大々的にキャンペーンを行った結果、バレンタインデー＝チョコレートというイメージが定着しました。

このように、チョコレートとバレンタインデーの関連性は、実は商業的な側面が強いというのが現実です。日本ではクリスマスもそうですが、キリスト教の本来の意味が忘れられ、良くも悪くもセールスのために利用されがちですね（汗）。実際、バレンタインデーの本来の意味を知らずに、ただ流行に乗って贈り物をするだけの人も多いのが現状です。

3. 本質的な意味とは？

本来、バレンタインデーは愛や友情を祝う日であり、その本質は、単にチョコレートを贈ることではありません。心からの感謝の気持ちや愛を伝えることが本来の意味です。前述したように、日本での「チョコレート贈呈」という習慣は、商業的な側面が強く、愛情や感謝を表す本来の意味が薄れてしまっている部分もありますが…

バレンタインデーで本当に大切なのは、物を贈ることではなく、心からの思いを相手に伝えることです。日常的に感謝の気持ちや愛情を表現することこそが、本当の意味でのバレンタインデーの精神に近いのではないでしょうか？そして、それは人間関係において大切な要素の一つですよね。

4. 本当のバレンタインデーの意味を取り戻すために

バレンタインデーは、愛や感謝を表現する大切な機会です。商業的な面に偏りすぎてしまうことなく、この日を自分自身と周りの人々に対して本音を語るための時間として使うことが、より本質的な意味を持つのではないでしょうか。チョコレートやギフトも素敵ですが、それだけではなく、お互いの気持ちをしっかり伝え合うことこそが、バレンタインデーの本当の目的です。
この機会に、大切な人に感謝を伝えたり、愛を伝えてみてくださいね♪
きっと素敵なギフトが得られるかも知れません☺️

最後まで読んでいただいてありがとうございました！

心を込めて
DANiLO