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【執筆記録】物語の世界観を創る力が人生を面白くする!
【毎週月曜・木曜12時ブログ更新中】
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このブログについて
この壮大な物語が出版された後、手に取って感動してくれる人々のために。
同じように執筆や自己表現をしたい人々のために。
そして、私自身の宝物である創作の記録を残すために。
このブログでは、私の執筆記録を綴っています。
【執筆記録】は続編となっておりますので、過去の記事もご参照ください♪
第4回目【物語の世界観を創る力が人生を面白くする!】
記録期間:2025年1月6日〜2月10日
どうも、DANiLOです。
小説の執筆を進めていく上で気付いた、物語を描く上で最も大切な要素は、
「物語の世界観と背景設定」です。
これがしっかりしていないと、物語に矛盾が生まれ、読者は物語の世界に没入できなくなってしまいます。 キャラクター設定にしても、時代背景にしても、一貫していないと世界観が崩れるのです。
逆に、素晴らしい作品はその世界観に読者を巻き込み、まるで本当にその世界にいるような感覚を与えてくれます。 読者の没入感が高まると無我夢中で作品を楽しむ事が出来るわけです。
執筆する上で、どんな人がどんな世界にいるのか?
その人の性格や思考の癖、生き方を決めることってとっても大事で、私自身かなり細かく登場人物の詳細や時代背景を設定しています。
面白いことに、設定した内容は全て公にしないので、“裏設定”として設けている項目がたくさん存在します。そういう細かい設定が物語を支えて、世界観を構築してくれます。
小説を書く人は少ないかも知れませんが、これって実は日常生活でもめちゃくちゃ役に立つ考え方なんです。
仕事や人間関係、目標設定など、人生のあらゆる場面で活かせるヒントがあるので、今日はそれをシェアします!
1. 仕事やプロジェクトに「物語」を持たせる
物語の世界観と同じく、仕事にも「背景」があると説得力が増す!
例えば、仕事で新しいプロジェクトを始めるとき。
「この新サービスを立ち上げます!」と言うだけでは、関わる人のモチベーションは上がらない。
でも、「このプロジェクトは、◯◯という課題を解決するために生まれました」と背景を語れば、共感を得やすくなる。
目的だけではなく「なぜか?」という動機や気持ちがプロジェクトの中身となり、密度を構成する訳です。
仕事も物語と同じで、「なぜそれをやるのか?」をしっかり伝えることが大切ですね。
実際に具体例を見ていきましょいう。
✅カフェの新メニュー開発
❌ ただの発表
「新しいスムージーが登場しました!ぜひ飲んでみてください!」
⭕ 背景を伝える
「このスムージーは、働く人たちが忙しい毎日でも手軽に栄養を摂れるように開発しました。新鮮なフルーツとスーパーフードを使用し、朝の時間がない人でも健康を気にせず活力を得られる一杯です!」
→ お客様の共感を呼び、「私のためのスムージーだ!」と感じてもらいやすくなります。
✅企業の採用活動
❌ ただの募集
「当社では新しいメンバーを募集しています。経験者歓迎!」
⭕ 背景を伝える
「私たちは『◯◯という課題を解決する会社』です。
現在、多くの人が△△で悩んでおり、それを解決するためにこの事業を進めています。そのためには、あなたの力が必要です!一緒に社会をより良くしていきませんか?」
→ 企業の理念や価値観に共感した人が集まり、単なる「仕事」ではなく「想いを共有できる場」として感じてもらえます。
✅イベントの告知
❌ ただの告知
「来月、音楽フェスを開催します!豪華アーティストが出演!」
⭕ 背景を伝える
「このフェスは、音楽の力で人と人をつなぎ、コロナ禍で疎遠になった交流を取り戻すために企画しました。『みんなが心から楽しめる空間を作る』という想いを込め、アーティストやスタッフと協力して準備しています!」
→ イベントの意義が伝わり、参加者は「単なる娯楽」ではなく「共感できる場」に感じ、より興味を持ちやすくなります。
仕事やプロジェクトを進めるとき、「ただやる」だけではなく、「なぜやるのか?」を伝えることで、共感と一体感が生まれます。
それこそが、仕事に「物語の世界観」を持たせるということですね!
2. 人生に「世界観」を持つとブレなくなる
前項でお伝えした様に、物語の世界では、魔法のルールや社会の仕組みがしっかり決まっています。
例えば、「魔法は特定の血統しか使えない」「この国では勇者の血を引く者だけが王になれる」といった設定があるからこそ、キャラクターの行動に一貫性が生まれ、物語に説得力が出ます。
これと同じように、自分の生き方にも「軸」を持つことで、迷わずに前へ進むことができます。
もしルールがなければ、その場の気分や周りの意見に流されてしまい、決断に時間がかかったり、後悔する選択をしてしまうこともあります。
でも、あらかじめ「自分はこう生きる」と決めておけば、どんな状況でも自分にとって最善の選択ができるのです。
例えば、こんなルールを持っていると、日々の決断がスムーズになります。
✅「自分は常に学び続ける」
→ 何か新しいことに挑戦するとき、楽な道を選ぶのではなく「成長できる道」を選ぶ。
→ 失敗しても、「これは学びのチャンス」と捉えることで、落ち込みすぎずに前を向ける。
✅「大切な人との時間を優先する」
→ 仕事やSNSに振り回されるのではなく、本当に大切な人と過ごす時間を確保する。
→ 「この選択は、大切な人との関係を深めるものか?」を基準に考える。
✅「どんなときもポジティブに捉える」
→ 予期せぬ出来事が起こっても、「この状況から何を学べるか?」と前向きに考える。
→ ネガティブな人や環境に影響されず、自分の気持ちを整える。
人生は選択の連続ですが、自分のルールが明確であれば、すぐに答えを出せる訳です。
例えば…
🟢 「自分は常に学び続ける」と決めているなら、新しい環境に挑戦しやすくなる。
🟢 「大切な人との時間を優先する」と決めているなら、長時間労働よりも家族との時間を大切にする働き方を選ぶ。
🟢 「どんなときもポジティブに捉える」と決めているなら、逆境も成長のチャンスと考え、前向きに行動できる。
逆に、このルールがないと、
❌「なんとなく楽そうだから」
❌「周りがこう言っているから」
❌「不安だから現状維持でいいや」
といった曖昧な理由で決断してしまい、あとで後悔することもあります。
だからこそ、自分なりのルールを持つことが大切です♬
3. 人間関係をスムーズにするには、相手の「背景設定」を知る
物語のキャラクターは、それぞれ異なる文化や歴史を持っています。
例えば、あるキャラクターは「幼い頃に村を襲われた経験から、人を信用しない」かもしれませんし、
「貴族の家に生まれ、幼い頃から厳しい教育を受けたため、完璧主義になった」かもしれません。
彼らの行動や考え方を理解するには、その背景を知ることが大切です。
逆を言うと、どう言う背景があるかによって、そのキャラクターの言動が変わりますよね。
現実の世界でも、人によって価値観や考え方が違うのは当然。
その違いを理解しないまま接すると、誤解や衝突が生まれやすくなります。
逆に、相手がどんな過去を持ち、何を大切にしているのかを意識することで、関係がスムーズになります。
たとえば…
✅ 小さい頃にトラウマを抱えていた背景
→ 過去の経験から「人を信じるのが怖い」と思っているかもしれない。
→ すぐに心を開かないのは、防衛本能が働いているだけで、拒絶されているわけではない。
→ 「ゆっくりでいいよ」と安心できる関係を築くことで、少しずつ心を開いてくれるかもしれない。
✅ 大切な人に裏切られた背景
→ 人間関係に慎重で、すぐには本音を話さない。
→ 信頼を築くには、誠実な態度を見せ続けることが必要。
→ 「信じても大丈夫」と思えるような環境を作ることで、時間をかけて信頼関係が深まる。
✅ 実は家庭内で深い悩みを抱えている背景
→ 一見明るく振る舞っていても、心の中には大きな不安やストレスがあるかもしれない。
→ 「なんでそんなに暗いの?」ではなく、「何かあったら話してね」と、相手が話しやすい雰囲気を作ることが大切。
→ ただ寄り添うだけで、相手にとって大きな支えになることもある。
こういう「背景」を意識すると、無駄な衝突を減らせるし、より深い関係を築けます♪
まとめ:人生も「物語」だ!
物語の世界観を考えるのは、作家やクリエイターだけの仕事じゃありません。
私たち一人ひとりが、自分の人生という物語を紡いでいる主人公です。
物語が面白くなるのは、しっかりした世界観があるから。
キャラクターがどんな背景を持ち、何を信じ、どんな目標に向かって進むのか?
それが明確であるほど、物語に深みが増し、読者を惹きつけます。
同じように、人生にも「世界観」や「背景」が必要です。
何となく毎日を過ごすのではなく、自分の軸を持ち、意識的に生きることで、
人生という物語はより充実したものになります。
人生は、本のストーリーようなものです。
私たちは、その物語をどう進めるか、どんな結末を迎えるのかを、
自分で決めることができます。
主人公が成長し、試練を乗り越え、夢に向かって進む物語は、
読む人の心を動かし、感動を与えます。
あなたは、どんな主人公になりたいですか?
どんな世界観を持ち、どんな物語を描いていきますか?
自分の人生というストーリーを、最高のものにするために、
自分だけの世界観をつくり、思い切り生きていきましょう!
最後まで読んでいただいて、ありがとうございました!
感謝を込めて
DANiLO
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